1月22日発表

OEM価格：45ドル

　台湾VIA Technologiesは、同社の次世代CPU「Nehemiah」を正式発表した。OEM時の単価は45ドル。

　Nehemiahはx86命令互換CPU「C3」の最新版コアで、動作周波数は1GHz。「PadLock」と呼ばれるデータ暗号化エンジンが組み込まれ、チップの電気ノイズを利用した乱数発生器を内蔵したセキュリティ機能を搭載するのが特徴。同社ではx86命令互換CPUでセキュリティ機能を搭載するのは初めてとしている。

　0.13μmプロセスで製造され、Socket 370に対応。新たにSSE命令に対応したほか、パイプライン数の増加、浮動小数点演算ユニットのフルスピード化など、さまざまな強化が施された。Apollo CLE266と組み合わせることで、従来版のC3より、通常アプリケーションで約20%、3Dアプリケーションで約73%の性能向上が見込めるという。

□VIAのホームページ
http://www.via.com.tw/
□ニュースリリース
http://www.via.com.tw/en/Digital%20Library/PR030122Nehemiah.jsp
□関連記事
【2002年10月16日】【海外】VIAの次世代CPU「Nehemiah」がMPFに登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1016/kaigai01.htm

(2003年1月22日)

[Reported by kiyomiya@impress.co.jp]