エルピーダ、中国ファウンドリー企業と生産委託契約 ~0.13μm DRAMを第3四半期から生産
1月6日 発表
中国のファウンドリー企業Semiconductor Manufacturing International Co.(SMIC)は、エルピーダメモリ株式会社との生産委託契約を発表した。契約期間は5年間。
SMICのリリースによれば、エルピーダがデザインした0.13μmプロセスによるDRAMを、第3四半期から8インチラインで生産するとしている。
エルピーダは、日立、NEC、三菱のメモリ事業を継承した、日本で唯一のDRAM専業会社。すでに、台湾Powerchip Semiconductor Corp.(PSC)ともファウンドリー契約を交わしているが、こちらは0.12μm以下のプロセスが対象となっている。
昨年11月1日付けで就任したエルピーダの坂本幸雄社長は、当面予想されるキャパシティ不足や資金不足に対して、ファウンドリーへの生産委託を増やし、社内生産との比率を50対50とすることで対応するという方針を明らかにしている。
□SMICのホームページ(英文)
(1月7日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.smics.com/
□エルピーダメモリのホームページ
http://www.elpida.com/ja/
□ニュースリリース
http://www.elpida.com/ja/news/2003-01-06.html
□関連記事
【2002年11月1日】エルピーダ、坂本社長就任記者会見を開催
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/1101/elpida.htm
(2003年1月7日)
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