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Windows 10はサービス終了を迎えました!最後の日とその後を見届けてみた
2025年10月17日 06:12
2025年10月14日をもって、ついにサポートが終了したWindows 10。しばらく前から設定アプリやWindows Updateの画面ではその告知が表示され、延長サポートとなる「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」の案内もされていたが、最後の日である10月14日を迎えたWindows 10 PCは、一体どんな画面になるのか、それとも何も変わらないのか、確かめてみた。
前日となる10月13日になっても特に画面に変化はなく、当日14日の朝6時になってもこれまで通りの告知が表示されるのみ。その後、筆者が別の泊まり仕事でPCに触れることができなかったのだが、16日朝9時に再び確認してみたところ、Windows Updateの画面が「お使いのバージョンのWindowsは、サービス終了を迎えました」という表示に切り替わっていた。
Windowsのバージョンに関わらず使えそうな汎用的な文言だ。Windows 11のサポート終了時も同じものが表示されたりするのだろうか。「迎えました」という表現に「10年間、お疲れさま」的なニュアンスを感じなくもない。
それはともかく、これが最後の更新である。「お使いのデバイスはセキュリティ更新プログラムを受け取らなくなりました」との表示はあるが、「更新プログラムのチェック」ボタンを押せばきちんと最後の更新データが降ってきて、インストールされる。
更新されたのは「Microsoft Defender Antivirusのセキュリティ インテリジェンス更新プログラム」と、「Windows 10 Version 22H2のセキュリティ更新プログラム」をはじめとしたセキュリティや累積更新に関する3種類のパッチ、そして「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」となった。
今後もWindows 10で同じようにセキュリティ更新を受けたいのであれば、拡張セキュリティ更新プログラムに登録する必要がある。PCを買い替えるのか、このまましばらく延命するのか、Linux系OSなど別のOSに乗り換えるのか、いくつか選択肢はあるが、とりあえず「お疲れさま、Windows 10」と言っておきたい。
なお、今回のWindows 10と同時に「Office 2016」と「Office 2019」もサポートが終了しており、Office 2024やMicrosoft 365などへの移行が推奨されている。あわせて確認をしておくとよいだろう。
次回、Windows 11 Home/Professionalでサポート終了となるのは「バージョン23H2」で、2025年11月10日が期限だ。続いて「バージョン24H2」が2026年10月12日に、現在最新の「バージョン25H2」は2027年10月10日にサポート終了を迎える。















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