ZTE、米国の輸出禁止令で“すでに主要な経営活動が行なえなくなった”

　中国ZTEは9日(現地時間)、株主向けに内部の状況を報告した。

　同社は4月16日にアメリカ合衆国商務省より、米国企業から同社への製品の輸出を禁止する命令を指示された。報告によると、この影響により、同社が上場している香港の株式市場で取引中止となったほか、すでに主要な経営活動が行なえなくなっているという。

　今現在は運用資金が十分にあるため、法律/規制を遵守したうえで、商業における信用を固く守るとしており、アメリカ政府と積極的に疎通をし、禁止令の取り消しを求めていくとした。