【周辺】【本体】

ミドルタワーPC2機種も発売
ビデオアクセラレーターが別途必要

　プロサイド株式会社は、MPEG2デコーダーカード「PRS-MPEG2（PCI）」を9月中旬から発売。同製品を搭載したミドルタワーPC2機種も発売される。

　「PRS-MPEG2（PCI）」は、バスマスターモードでのビットストリームの転送を高速で行なうため、パソコンのCPUの負担が軽減され、Pentium90MHz程度のCPUでも動作する。

　なお、NTSC/PALの直接出力端子は搭載されていないので、MPEG2ビデオの再生には、Windows3.1のDCI（Intel社のDisplay Control Interface）か、Windows95のDirectDrawをサポートしたビデオアクセラレーターが別途必要である。

　同製品を搭載したPCは、Pentium200MHzを搭載した「JD5200PIT2-ATX/MPEG2」と、同133MHz搭載の「JD5133PIT2-ATX/MPEG2」が発売される。

【動作条件】
「PRS-MPEG2（PCI）」

• OS：Windows95、
  　　　Windows3.1＋Video for Windows 1.1d/e
• CPU：PCIバスクロックが33MHzのPentium 90MHz以上
  　　　（100、133、166、200MHz）を推奨
  
• ビデオカード
  Windows3.1：ハードウェアDCI対応
  （YV12またはYUY2フォーマットをサポートするもの）
  Windows95：DirectDraw対応のもの

• 画像フォーマット
  MPEG2：ISO/IEC-13813-2プログラムストリームをサポート
  　　　　　ITU-R勧告601の解像度MP＠MLに準拠、
  　　　　　最大720×480（NTSC）、720×576（PAL）
• 出力形式
  YUY2（4：2：2パック形式、4：2：0プレーン形式）
• MPEG1：ISO/IEC-11172-2ストリームをサポート

• CPU：Pentium200MHz
  メモリ：64MB EDO
  HDD：2GB
  CD-ROM：8倍速（ATAPI）

• CPU：Pentium133MHz
  メモリ：32MB EDO
  HDD：2GB
  CD-ROM：8倍速（ATAPI）

('96/9/4)

[Reported by seino@impress.co.jp]