インテル(R) Core(TM) i7プロセッサー搭載
Intel Inside(R) 圧倒的なパフォーマンスを
パナソニックストアでも好評発売中
(jp.store.panasonic.com/pc/)
働き方改革を推し進める狙いもあり、オフィスに「フリーアドレス」を導入する企業が年々増えている。近年ではテレワークやコワーキングスペースを利用して、オフィス外で作業する人も増加。それに伴い企業で利用されるPCは、デスクトップから、気軽に持ち運んで利用できるモバイルノートへの移行が加速度的に進みつつある。
ただ企業で利用されるモバイルノートPCは、軽さや性能面だけでなく、バッテリー駆動時間、セキュリティー性、頑丈性といった部分にも高い性能が求められる。そんな中、多くの企業やビジネスユーザーから支持を集めているパナソニックのビジネスモバイルノートPC「レッツノート」の2019年最新モデルが登場した。
本稿では、ビジネスモバイルPCユーザーから特に人気が高いレッツノートシリーズの最新モデル「レッツノート CF-SV8」(以下、SV8)の魅力を紹介したい。率直に言えば「何でもできる」。コンパクトなボディに秘められた実力を、使用した印象も交えながらお伝えしよう。
レッツノートシリーズといえば、毎日の持ち運びでも苦にならない軽さながら、優れた頑丈性を兼ね備えている点も大きな特長だ。これは、レッツノートシリーズのアイデンティティーであるとともに、企業ユーザーから絶大な支持を集める大きな理由のひとつだが、もちろんSV8にもそれはしっかり受け継がれている。
デザインは、天板に凹凸のあるボンネット構造を採用しており、ひと目見てレッツノートシリーズだと認識できる。サイズは283.5×203.8×24.5mm(幅×奥行き×高さ)で、ボディカラーはシルバーまたはブラックの2色。
もちろん頑丈性も継承。76cmからの動作時落下試験や30cmからの非動作時自由落下試験、100kgfの天面加圧振動試験、局部加圧試験、キーボード打鍵試験などの過酷な試験を行うことで、優れた頑丈性が確認されている。これなら、多少ラフに使ったとしても、安心して利用できるはずだ。
それでいて、重量は光学式ドライブを搭載しない最軽量モデルで約0.919kg、BDドライブやLTE対応ワイヤレスWAN機能を搭載する最強モデルでも約1.159kgと、申し分ない軽さを実現。毎日モバイルノートPCを持ち歩かなければならないビジネスマンにとって、この軽さと頑丈性は大きな武器となるはずだ。
レッツノートシリーズは、軽さや頑丈性だけでなく、性能面でも妥協がない。SV8は、コードネーム「Whiskey Lake」こと最新の第8世代Coreプロセッサーを採用。インテル® Core™ i5-8265Uとインテル® Core™ i7-8565Uのいずれかを搭載したモデルが用意されている。
ターボブースト時の動作クロックもインテル® Core™ i5-8265Uは最大3.9GHzに、インテル® Core™ i7-8565Uは最大4.6GHzにまで高められている。インテル® Core™ i7-8565U搭載モデルでは、レッツノートシリーズ最強のパフォーマンスが発揮される。
インテル® Core™ i5-8265Uは、4コア8スレッド処理に対応しているため、複数のアプリを同時に利用したり、動画編集のようにマルチスレッドで処理するアプリを軽快に利用可能。ビジネスシーンでは、ExcelやWordなど複数のアプリを同時に立ち上げて作業する場面も少なくない。実際に、Excelで長時間かかるマクロ処理を走らせながら、Wordで書類を編集してみたがかなり快適に動作し、いつもよりスムーズに作業できた。
ターボブーストでのCPUの高クロック動作は、CPUの発熱などの影響もあって長時間続くことはないが、アプリ起動時に一気にCPUの動作クロックが高まることで、立ち上がりが高速になるという利点がある。それによって、いつも使っているアプリがさらに短時間で起動するようになる。実際にExcelやWordなどを立ち上げてみたが、まさに瞬時に起動するといった表現が適切で、起動を待たされるといった印象は皆無だった。
この優れたパフォーマンスは、ベンチマークテストの結果からも確認できる。PCの総合的な性能を数値化するPCMark 8では、ビジネスモバイルPCとして現役最強クラスのスコアが記録された。このことからSV8は、モバイルノートPCでも性能を重視するユーザーにとっても、魅力的な製品に仕上がっていると言える。
ベンチマーク結果〔PCMark 8 v2.10.901〕 |
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Home Accelarated 3.0 | 3590 |
Creative Accelarated 3.0 | 3679 |
Work Accelarated 2.0 | 4884 |
Storage | 4939 |
SV8は、LTE対応のワイヤレスWAN機能を搭載。SIMロックフリーで国内キャリアのnano SIMを装着することで、いつでもどこでもインターネットアクセスできる。それに加えSV8では「モダンスタンバイ」という、従来のレッツノートシリーズにはない機能が採用されている。
モダンスタンバイとは、PCがスタンバイ状態でもネットワークに接続した状態を維持するというものだ。SV8ではWi-FiやLTE対応ワイヤレスWAN機能を活用することで、スリープ時でもネットワーク通信が継続され、メールの受信やIM(インスタントメッセンジャー)のメッセージ受信などが実行される。スリープ状態でもメールやメッセージが受信されるスマートフォンと同じことができるというわけだ。
モダンスタンバイで常にネットワークに接続された状態とはいっても、不要な機能やアプリは通常のスタンバイ時と同様にスリープ状態となるため、大幅に駆動時間が短くなることもない。加えてモダンスタンバイは、低消費電力のアイドル状態に近いこともあり、スリープからの復帰も高速という点も魅力のひとつ。
例えば、SV8をスリープ状態で移動している間にもメールやメッセージが受信されるので、起動時には最新のメールやメッセージをすぐに確認できる状態でスリープから復帰できる。返信作業が即座に行えるため、レスポンスが速くなるのはもちろん、作業効率も高まるというわけだ。
∗ モダンスタンバイを無効にすることはできません。スリープ中であっても、画面を表示しないまま様々な処理を行うため、スリープ中の消費電力は、今までよりも大きくなる場合があります。工場出荷状態では、8時間スリープが継続すると、休止状態に入るように設定されています。
さらに、SV8は無線LANも強化されている。従来の最高速度は最大866Mbpsだったが、SV8にはその2倍となる最大1733Mbps(理論値)の無線LANが搭載されている。ギガビットイーサネットよりも高速で、大容量のデータを高速に転送できるのはもちろん、クラウドや社内サーバーにアクセスする場合のレスポンスも高まることになる。この速度を実現するにはアクセスポイント側の対応も必要だが、近い将来には標準の環境となることが予想されるため、作業効率を大きく高める要の機能となるだろう。
SV8は、バッテリーパック(S)搭載モデルで約14時間、バッテリーパック(L)搭載モデルで約20.5~21時間の長時間駆動を実現している(∗ いずれも公称値。JEITAバッテリー動作時間測定法 Ver2.0)。
実際にWindowsの省電力設定を「バランス」、電源モードを「(バッテリー)より良いバッテリー」、バックライト輝度を50%に設定し、無線LANを有効にした状態で、BBenchでキー入力とWeb巡回にチェックを入れて計測したところ、約18時間49分を記録した。
公称値にはわずかに届いていないものの、バックライト輝度を50%に設定するなど測定条件が過酷なことを考えると、十分に納得できる結果と言える。これなら、1日の外出はもちろん、1泊2日の出張でも、ACアダプターを持ち出すことなく利用できるはずだ。
そしてなにより、これだけの長時間駆動が可能となっているにも関わらず、軽量なのだから驚きだ。ここまでお伝えしたように、性能面も優れていることを考えると、モバイルノートPCとしての魅力は、群を抜いていると言える。こういったところが、ビジネスユーザーから根強い支持を集める要因となっているわけだ。
SV8では、最新の第8世代Coreプロセッサーを搭載しているだけでなく、その他の仕様も充実している。
メインメモリーは8GB / 16GB、内蔵ストレージも128GB / 256GB / 512GBと、いずれも十分な容量。今回使用した市販モデルでは256GBのSSDを搭載している。近年、ビジネスモバイルPCではローカルに重要なデータを保存せず、クラウドなどに置かれたデータにアクセスする使用方法が増えており、ローカルストレージ容量は以前ほど重視されない場面も少なくない。
しかし業務内容によっては、写真やビデオなどの大容量データを扱うことで、大容量ストレージが必要とされる場合もある。そのため、大容量ストレージの搭載は、幅広い用途に柔軟に対応できるという意味で、大きな利点となるだろう。
ディスプレイは、1920×1200ドット表示(16:10)対応の12.1型液晶を搭載。広視野角で視認性に優れ、表面がアンチグレア処理となっているため外光の映り込みが少なく、快適な視認性が確保されている。特に文字入力中心の作業はかなり快適にこなせるはずだ。
キーボードはリーフ型のキートップで、キーピッチは横19mm、縦16mmと横長に、ストロークは2mmと十分に深く取られている。合わせて、円形タッチパッドの「ホイールパッド」も継承。パッドの周囲をなぞって上下のスクロール操作が行える点など、見た目以上に優れた利便性は、一度使うと手放せなくなる。これまでレッツノートシリーズを使い続けている人にとっても、安心して使えるはずだ。
ビジネスシーンに欠かせないセキュリティー機能としては、TPM 2.0準拠のセキュリティ一チップはもちろんのこと、安全性に優れるWindows Hello対応の顔認証機能も搭載。これにより、セキュリティ性と利便性を両立している。
充実したポートの存在も見逃せない特長だ。従来同様、アナログRGB出力やHDMI出力、ギガビットイーサネットポートを標準で備えるとともに、USB 3.0対応のUSBポート×3やSDカードスロットもしっかり用意。これによって、各種周辺機器も簡単に接続して利用できる。
左側面。HDMI出力端子(4K60p出力対応)、USB3.0 Type-Aポート×1、USB3.1 Type-Cポート(Thunderbolt™ 3対応、USB Power Delivery対応)×1を備える
右側面。USB3.0 Type-Aポート×2、外部ディスプレイコネクター(VGA)、LANコネクター(RJ-45)を装備
さらに、最新のThunderbolt™ 3 / USB 3.1 Gen 2に準拠したUSB Type-CポートもSV7から引き続き搭載。このUSB Type-Cポートは、USB PD(Power Delivery)にも対応しており、USB PD対応ACアダプターを利用した給電や内蔵バッテリーの充電も可能となっている(∗電源オン時には27W、電源オフ時には15W以上の出力を備えるACアダプターが必要)。もし外出時にACアダプターを忘れたとしても、汎用のUSB PD対応ACアダプターで乗りきれる。地味ではあるが、これも外出時の安心感を高めてくれる嬉しい機能と言える。
また、光学式ドライブを搭載している点も見逃せない。現在、個人用途では光学式ドライブを利用する頻度は低いものの、ビジネスシーンではまだまだ利用される場面が多く、不可欠な機能と考えているユーザーも少なくない。そういった中、DVDスーパーマルチドライブだけでなくBDドライブも搭載可能となったことで、さらに利便性が高められている。加えて、光学式ドライブ非搭載モデルも用意しており、幅広いニーズに対応できる点もSV8の大きな魅力だ。
ここまで見てきたようにSV8は、軽さと頑丈さの両立、優れた性能、驚異的な長時間駆動、強力なネットワーク機能、豊富なポート類の搭載と、まさに非の打ち所のない仕様を実現していることがよくわかってもらえると思う。そして、こういった特長こそ、レッツノートシリーズがビジネスユーザーから根強く支持を集めている大きな理由でもある。そして、そのレッツノートシリーズの最新モデルとなるSV8は、まさしく現役最強のビジネスモバイルノートPCと自信を持ってお勧めできる製品だ。
2019年春モデルは、ビジネスシーンで使用するユーザーのニーズに合わせてスペックが強化されている。
ところで、今回はSV8市販モデルの実力を解説したが、「パナソニックストア」で販売されている直販モデルでは、メモリー容量を最大16GBまで増設したり、内蔵ストレージにPCIe準拠の超高速SSDを選択することで、性能面をより強化できる。
液晶部分を360°回転させタブレットとしても使える2 in 1ビジネスモバイルPC「RZ8シリーズ」は、新CPU(Core i5-8200Y / Core m3-8100Y)やPCIe接続SSDの採用により、パフォーマンスもさらに高められている。
CF-SV8 プレミアムカラー
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