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「これがいま一番安心できるノートPCだよ」「dynabook T75/D」を親に勧めたくなるワケ

「どうせインターネットしかしないんだから、性能も値段も低くていい」なんて言い草が通用しなくなり始めたのはいつからだろうか。ひたすらリッチコンテンツ化、高画質化が進むWebサイト、動画サイトを快適に閲覧するには、今やそれなり以上のCPUとメモリが必須となってしまった。

たとえば、みなさんの父親、母親が使っているPCはいつ頃購入したものだろう。最新のPCと比べると、2、3年前までのPCなら大きな差はなさそうだが、もう一世代ほどさかのぼった5、6年前より古いPCとなるとさすがに見劣りするに違いない。単純な処理速度の面でもそうだが、ハードウェアとしての質や機能が前世代のものとなり、新しい周辺機器の性能を活かしにくいという点でも古くささは否めない。

さらに、5、6年前といえばWindows 7がちょうど成熟期を迎えていた頃。そのWindows 7はすでにマイクロソフトによるメインストリームサポートが打ち切られ、現在は延長サポート期間でセキュリティに関する最低限のアップデートサービスが受けられるのみ。当然、メーカーによるPCの保証も切れているだろう。つまり、サポートという意味でも、5、6年前のPCをそのまま(OSをアップグレードせず)使うのは避けるべき時期に来ている、とも言える。

だから、両親が古いPCを使っているのであれば、そろそろ新しいPCで新しい世界を見せてあげたい。夏休みなどで実家に帰省するときに、最新のPCを手土産にするのはいいアイデアではないだろうか。でも、格安モデルからハイエンドまで多数のノートPCがあるなかで、果たしてどれを選べば良いのか……。そこで筆者がオススメしたいのが、東芝の「dynabook T75/D」(以下、T75/D)だ。

dynabook T75/D

最新装備のT75/D。液晶ディスプレイの画質にこだわり

2017年夏モデルとして6月から販売を開始したT75/Dは、15.6インチのIPS液晶ディスプレイを搭載する、どちらかというと据え置きに向いたノートPCだ。

決して派手ではなく、目に優しい色調のサテンゴールド。このほかにリュクスホワイト、プレシャスブラック、モデナレッドのボディカラーも用意する

キーボードは浅めに見えるが、ストロークは深く、しっかり打ち込める

CPUに第7世代(Kaby Lakeマイクロアーキテクチャ)のCore i7 2.7GHz(最大3.5GHz)を、メモリにDDR4(標準8GB)をそれぞれ搭載。1TBのHDDとBlu-rayディスクドライブを備える。

側面にはBlue-rayディスクドライブに、USB 3.0とUSB 2.0ポートが2個ずつ。
4K対応のHDMI出力やSDカードリーダーも備える

ディスプレイ解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、最近増えてきている横2500ドット前後の超高解像度な機種と比べると低く感じてしまうかもしれないが、解像度以外での高画質化の取り組みもあり、長いバッテリーもちと、シニアをはじめとする多くのユーザーにとっての見やすさを両立している。

ディスプレイ解像度はフルHD。超高解像度というわけではないが、こんな風にペットの美しい毛並みも精細に映し出す

その見やすさに関わる工夫の1つが、液晶パネルの発色パラメーターの最適化だ。製造の段階で色補正を加え、あらゆる場面でより自然な色合いになるように調整されているという。この最適化機能は手動でオン・オフを切り替えることができ、オンの状態では温かみのある、柔らかで落ち着いた色合いになることがわかる。

色補正最適化のオン・オフを切り替える設定画面

しかしオフにして一般的なPCと同じ見え方にすると、全体的に青みが増して自然の景色が寒々しくなったり、人の顔が少し冷たい表情に見えたりしてしまう。画質が最適化されているT75/Dとそうでない機種とでは、(筆者のような)子供から送られてきた孫の写真を見る時、そこから受ける印象も大きく変わってくるに違いない。もっと言うと、あとで孫が祖父母からもらえるお小遣いの額も変わってくるかもしれない!?

色補正なし(左)と色補正あり(右)の違い。
補正のある方がより温かみのある、見やすい画像になっていることがわかる

写真を2分割して補正なし(左)とあり(右)を1枚の画像に合成。
女性の顔や体の色合いが明らかに異なる

文字の見やすさアップ! パスワードにかかわる悩みも解決!

もう1つは、文字サイズの最適化。Windowsの文字表示に関する標準の設定で、サイズを表す「DPI」の値を春モデルに比べて1.2倍へと変更した。フルHD以上の高解像度の画面では、アイコンや文字が小さく表示されてしまい、かえって見にくくなるもの。

だが、DPI値の調整のおかげで文字などの画面の要素が大きく、くっきり見えるようになった。Webサイトやアプリケーションの長い文章が読みやすくなったのはもちろんのこと、OSの全体的な操作性の向上にもつながっている。

他社の一般的なPCの、標準のWindows 10での見え方。文字サイズが小さいため、少し見にくい

T75/Dではこのように大きめのフォントで表示され、視認性が高い

ちなみに、今回の夏モデルのT75/Dには、Windows 10において2回目の大規模アップデートとなるCreators Updateが適用されており、そのなかにもシニアユーザーに使ってもらうという視点で注目しておきたいポイントが含まれている。

そのうちの1つ「夜間モード」では、時間帯に応じて画面の色合いを変化させ、睡眠に悪影響があるとされるブルーライトをカットする。たとえば昼から夕方にかけてT75/Dを使っていた場合、徐々にディスプレイを色温度の高い(赤系の色)状態にし、ブルーライト(青系の色)を減らすため、視覚や脳への影響が少なくなってぐっすり睡眠がとれるようになる、という。

夜間モードを使用すると、指定した時間帯以降、目や睡眠に影響があるとされるブルーライトをカットする

また、Windows 10に最適化されていないアプリケーションでは、これまではDPI値の変更を行った際に元の文字サイズのまま拡大処理していたせいで、文字がぼやけて表示されていた。が、これを改善する機能も盛り込まれ、常に見やすい画面でWindows 10を使うことができるようになった。

こちらが最適化前のアプリケーションの画面。メニューの文字がぼやけていることがわかる

最適化設定した後の画面。メニューだけでなくエディター部分のテキストもきれいな文字になった

さらに、使いやすさをアップする便利機能として、指紋認証機能を備えていることも挙げられる。Windows Helloによる生体認証機能によって、タッチパッド左側にある指紋センサーをなぞるだけでWindowsへのログオンが可能になるため、もうログオンパスワードを覚えておく必要はなし。「パスワードを暗記しなきゃ」という努力や焦りは不要になるし、どこかにパスワードをメモすることで、かえってセキュリティを損なう状態になってしまう危険も減らせるだろう。

指紋センサーを搭載。指先でなぞるだけでログオンが完了する。パスワードを覚えなくてもOKだ。電源を入れたら素早く、スムーズに使い始められるはずだ

もし両親にT75/Dをおすすめしたり、プレゼントしたりする時は、Windows 10にこうした機能があることをぜひ教えてあげたい。PCを使っているとなんだか目が疲れて……とか、最近とみに物覚えがわるくなって……とこぼす年配の方々の話を聞いたこともあるが、夜間モードや文字のぼやけを改善する機能、あるいは指紋認証機能をきちんと設定すれば、そんな悩みも一気に解消するかもしれない。

高品質の証「dynabook Quality」とは

T75/Dでは機能面で安心感があるだけでなく、ハードウェアとしての性能面でも安心できる要素が多い。なんといっても、「dynabook Quality」を標榜する、多様な品質試験をクリアした高い耐久性を備えているのが特徴だ。

高さ86cmからの落下試験、25~30kgの一点荷重によるマスク押圧試験、10cmの高さから落とすHDD衝撃試験など、さまざまな観点からT75/Dに保管されたデータを守るための厳しい検証を経て出荷されている。このあたりは、1985年に世界で初めてノートPCを発売したという東芝のプライドやこだわりを感じさせてくれる部分だ。

さらに面白いのがHALT試験というもの。-100度から+200度までの気温変化のなか、最大50Gという細かな振動負荷を与えてT75/Dの耐久性を測る。夏場の強い日差しで留守中の家のなかが高温になったり、反対に冬の夜の冷え込みで周囲が氷点下になったとしても、それに耐えられるだけの性能をT75/Dは備えているわけだ。

これはそもそも、東芝がdynabookを自社設計、自社製造しているからこそなせる“技”。他社製PCでは設計は自社でも製造は別だったり、設計も製造もまるっきり違う、なんてところもあったりする。dynabookではどちらも自社でまかなっているために、厳しい品質保証試験をパス可能なものづくりができるのだ。

ちなみに筆者の父親は北海道在住で登山が趣味。15インチクラスのノートPCを本当に持ち運ぶかどうかは別として、これほどの耐久性、品質保証があるのなら、父が真夏のアウトドアキャンプにも、冬の雪山登山にも、T75/Dを一緒に連れて行けそうではないか。山の頂上で画像編集したり、ブログ投稿やメールで筆者に連絡したりする父親の姿を想像するとなかなかシュールで、それだけでもプレゼントする価値はあるかも……などと思ってしまった。

いつでもどこでも充実のサポートを受けられる

T75/Dなどのdynabookシリーズについては、購入後のアフターフォロー、つまりサポートの充実度も見逃せない。1つはメーカーによる無償保証期間が標準で2年間となっていること。もう1つは、「遠隔支援サービス」を用意していることに注目したい。

T75/Dは15インチクラスのノートPCということで、遠くに持ち運ぶことはそれほど多くないだろう。それでも、一見して15インチクラスとは思えない薄さがあり、実際に小脇に抱えてみると拍子抜けするほど軽かったりもする。さらに、ACアダプターも軽量・コンパクトで、ケーブルを除いた縦横サイズはiPhoneの4分の1ほどしかないような小ささ。

かさばりにくい小型のACアダプター。iPhoneと比べても明らかに小さい

すなわち、本体もACアダプターも楽に持ち運べて、家庭での部屋間の移動くらいならまったく苦にならない機動性を備えているから、日中はリビングで、夜は寝室で、というように、時間帯や気分に合わせて使う場所を変えることは、日常使用のなかで実際よくあるはずだ。

なので、運んでいる間に誤って落としてしまったり、飲み物や水をこぼしたてしまったり、踏んでしまったりなんていうトラブルの可能性も少なからずつきまとう。縁側でT75/Dを使い、草花の世話の仕方を調べながらガーデニングしているような時、間違えて水をかけてしまったり、T75/Dの上に座ったり、猫にキーボードをのしのし踏まれたりするアクシデントだって考えられそうだ。

そういった意味で、2年間もの長期保証があることは、T75/Dを使う両親にとっても、それを勧める・買ってあげる我々子供としても、大きな安心材料になる。dynabookシリーズは先述のとおり「dynabook Quality 品質試験」で一定以上の耐久性能を備えていることから2年保証となっているのだが、ここでも自社設計・自社製造のメリットが活かされているというわけ。

そして、もう1つの「遠隔支援サービス」。これは、T75/Dの操作についてわからないことがあった時に頼りになるものだ。

両親が住む実家に同居していたり、その近くに住んでいたりして、いつでもすぐに助けに駆けつけられる環境ならいいけれど、両親と離れて暮らしていると、ちょっとしたトラブルに1つ1つ対応するのは正直なところ厳しい。結局のところ、お互いに気を遣って連絡を取らず、両親はわからないことをわからないまま放置してしまい、いずれPCに飽きて使わなくなる、というパターンに陥ることも考えられる。

電話とリモート操作でサポートしてくれる「遠隔支援サービス」

遠隔支援サービスは、そういったケースで有効活用できるサポートプログラムだ。専属のオペレーターと電話で相談しながら、オペレーターがT75/Dをリモートから操作するので、知りたかった操作手順を直接目と耳で理解できる。メールのテキストや電話の口頭説明だけだとイメージしにくいこともあるけれど、これなら確実に把握できるのではないだろうか。

それでもサポートセンターに電話するのが気が引ける、という人に、自己解決に役立てられるヘルプ機能「おたすけナビ」や「動画で学ぶ」シリーズもある。特に「動画で学ぶ」シリーズは、Windows 10やMicrosoft Officeなどの代表的なアプリケーションについて、よくある疑問点に対する解決方法を動画で教えてくれるのがうれしい。これらはいつでも気軽に復習できるのも大きなメリットだ。

カテゴリーから知りたいことを選んで必要な情報が得られる「おたすけナビ」

「動画で学ぶ」シリーズでは、Windows 10やOfficeアプリなどの操作方法を動画で学べる

シニアユーザーにぴったりの安心度MAXな1台

このように、目に優しい最適な画質に補正されたフルHD液晶ディスプレイ、視認性を高める文字サイズ設定、低温から高温まで対応する高い耐久性能、そして充実のサポートと、隙のない“おもてなし”品質を備えたのがT75/Dということになる。

実はこのほかにも、オーディオ機器メーカー オンキヨーとのコラボによる、T75/D用にチューニングされたステレオスピーカーを搭載し、内蔵スピーカーとはとても思えないハッとするようなみずみずしい音を奏でてくれる、音楽鑑賞が趣味の人に最適な性能を備えていたりもする。

オンキヨーのスピーカーは本体手前の底面に配置。クリアなサウンドを聴かせてくれる

シニアユーザーとなる両親に使ってもらうノートPCとしては、まさに申し分のない完成度で、おすすめしたりプレゼントしたりする“子供側”の我々としても、抜群に安心度の高い製品だと言えるのだ。

“父の日”と“母の日”はとっくに過ぎてしまったので、おすすめ・プレゼントする次なるタイミングはお盆の帰省時、ということになりそう。それまでにT75/Dをはじめとするdynabook Tシリーズの細かな仕様や機能をぜひチェックして、両親に使い方を簡単に説明できるようにしておくのも良いのでは? もちろん、なぜT75/Dを選んだのか、という点をしっかりプレゼンするのも忘れないようにしたい。その際に今回の記事が参考になれば幸いだ。

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