●Windows CE 2.0発表、メーカー各社も新機種発表
マイクロソフト株式会社は、ハンドヘルドPC向けOS「Windows CE 2.0日本語版」を発表しました。この発表を受け、NECをはじめとするメーカー各社も、ハンドヘルドPCの新機種を一斉に発表しました。
「Windows CE 2.0英語版」は昨年9月にすでに発表となっており、日本語化が長らく待たれていました。1.0からの変更点としては、TrueTypeフォントやUNICODEに対応したのをはじめ、32ビットカラーディスプレイ出力もサポートするなど、大幅な機能アップがなされています。
●ワイド液晶搭載のLibretto 100をはじめとしたモバイル製品連発
3月の第1週は、メーカー各社から期待のモバイル製品が発表されました。その中でも特に注目されるのは、東芝の「Libretto 100」と、パワーザウルスの新型、シャープの「MI-600」シリーズの2機種です。
「Libretto 100」は、CPUにMMX Pentium 166MHzを採用し、800×480ドットを表示することができる7.1インチワイドTFT液晶を搭載、フルカラー表示が可能になりました。高機能になったぶん、重量や外装が大きくなりB6ファイルサイズとなっています。
パワーザウルスの新機種は、デジタルカメラと連動できるパーソナルデータベースが追加されたほか、地図ビューワーの追加、画面をテレビに映せるビデオ出力カードへの対応などが特長としてあげられます。