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今週のトピックス


●東芝ヨーロッパ、ワイド液晶搭載のLibretto 100CTを欧州市場向けに発表

 東芝ヨーロッパは欧州市場向けに、ワイド液晶を搭載したLibretto 100CTを発表しました。

 Libretto 100CTは、CPUにMMX Pentium 166MHzを採用、800×480ドット表示の7.1インチワイドTFT液晶を搭載し、フルカラー表示が可能です。重量はバッテリを含んで950gと、従来のLibrettoより重くなっていますが、Type2のPCカードスロットを2基備えています。

 Librettoシリーズは、ユーザーからの注目度も高く新機種の発売が待たれていますが、国内での発売や仕様などについては、「国内で発表していない製品であり、コメントできない」とコメントしています。

●Compaq、DEC買収

 アメリカのCOMPAQ社は、96億ドルでDECを買収することでDECと合意したと発表しました。両社の合併によって、IBMに次ぐ世界2位のコンピュータ会社が誕生することになります。

 気になる日本法人の動向とサービスですが、コンパックでは「日本法人の対応は未定」としています。一方、日本DECは「当面の営業、サービス、 サポート等になんの影響もない」とコメントしています。

●パソコン出荷台数減少。各メーカーも下方修正

 日本電子工業振興協会は、'97年1月から12月までのパソコン本体の出荷台数を発表しました。これによれば、パソコン本体の出荷台数は対前年比99%と前年割れを記録し、約827万台の出荷となっています。分野別では、国内のノート市場のみが、138%と前年を上回った以外は、軒並み前年割れを記録しました。

 また、メーカー各社も、国内出荷台数見込みを下方修正しました。富士通は昨年11月に発表した出荷予想台数の225万台から205万台に、NECは'97年度の出荷実績350万台から7%減少の325万台に下方修正しました。

●マイクロソフト、Windows 98ベータ3配布開始

 マイクロソフトは最新ベータバージョンである「Windows 98 日本語版 ベータ3」の配布を開始しました。現在はマスコミに向けての配布だけですが、限定35,000人の一般ユーザーにも有料で配布されます。

 Windows 98はホームユーザーを主なターゲットとしており、「判りやすい」「簡単」がキーワードとなっています。これにともない、ハードウェアのドライバーアップデートを自動化し、簡単な操作でダウンロードからインストールまで行なえる「Windows Update」などの新機能が加えられています。

●アレクソン、ナンバーディスプレイを使いこなすDSU内蔵TA

 株式会社アレクソンは、2月からNTTがスタートさせた新サービス「ナンバーディスプレイ」に対応したDSU内蔵ターミナルアダプタを発表しました。

 これまでにもナンバーディスプレイに対応したTAは数社から出ていますが、今回の製品では通知された番号をただ表示するだけではなく、番号通知機能を使いこなす機能が搭載されています。


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp