●米Microsoft、Windows CEベースのPalm PC、Auto PCを発表
アメリカのマイクロソフトは、Windows CE2.0ベースの携帯端末機「Palm PC」と車載用PCの「Auto PC」を発表した。
これらの製品は、ラスベガスで開催されたCES会場で参考出品されたもので、これまでから「Gryphon」や「Apollo」といったコードネームで開発が進められていたプロジェクトです。 「Palm PC」は、片手で持てるスタンダードなタイプのPDAですが、無線データ通信をプッシュで受けることができることができるなどの新たな機能が搭載されています。
年が明けてから、CPUメーカー各社から新しいCPUの発表、発売が相次いでいます。
AMDは、K6プロセッサの233/266MHz版の出荷を、'97年末に開始したと発表しました。Soket 7に対応しており、IBMやCompaqが搭載パソコンを同日付けで発表しました。
このほかにも、Intelがモバイル用のMMX Pentium 166MHz版と、266MHz版の出荷を開始したほか、CyrixがMMX機能を搭載したノートパソコン用MediaGXを発表しました。
Psion Softwareは石川県金沢市に開発センターを設立し、共同開発を行なう予定です。
公正取引委員会は13日、マイクロソフトに対して独占禁止法違反容疑で立ち入り調査を行ないました。
この件に関して当初マイクロソフトは、「Internet Explorerのハンドリング販売に関する日本での実態調査のようだ」としていましたが、アメリカのマイクロソフト本社のリリースによれば、Office製品のプレインストールに関する問題が中心となっているようです。
●“Think Profit”Apple第一四半期は4,500万ドルの黒字
アップルコンピュータの暫定CEO、Steve Jobs氏は、MACWORLD Expo/San Franciscoの基調講演で、今期のアップルが15億7,000万ドルの売上を記録し、4,500万ドルの利益を計上する見込みだと発表しました。
このほかにもJobs氏は、G3搭載機や、インターネット直販が好調なことや、販売提携を結んだCOMPUSAでの本体販売比率が急上昇したことに触れ、アップルが黒字体質に展開しつつある点を強調しました。
●Netscape、1997年第4四半期の売上高は同社初の前期割れ
アメリカのNetscapeは、'97年の第4四半期の決算速報を発表しましたが、前期の売上を下回り、8,500万ドルから8,900万ドルの純損失を計上しました。
同社はNetscape Communicator 4.0の不振を理由としており、特にアジア地域での業績悪化が足を引っ張ったと分析しています。