今なお熾烈な争いを続けているNetscape CommunicatorとInternet Explorerですが、この夏「Netscape Communicator 4.01日本語版」が発売され、また「Internet Explorer」のPreview 2がリリースされたことで、闘いの場は新たなステージに移ったようです。
両方のブラウザとも、プッシュ型コンテンツ受信アプリケーションを新たに採用した点が注目されます。「Communicator 4.01」では「Netcaster」やHTMLメール配信サービス「InBox-Direct」が、「Internet Explorer」ではActive Channelなど新機能、新サービスをめぐり、ブラウザ・ソフトの覇権争いの行方が注目されます。
6月に開催されたWindows World Expoで注目の携帯端末用OS、Windows CEとハンドヘルドPCが発表されました。また、シャープがカラーザウルスの後継機「パワーザウルス」を発表するなど市場はかなりの盛り上がりを見せているようです。
PC Watch編集部でも、物欲連載で「パワーザウルス」や東芝の「GENIO」を取り上げました。実際の市場動向では「パワーザウルス」が一歩リードしているようです。
各メーカーが競って新機種を投入しているデジタルカメラ。PC Watchの読者の注目度も高く、「この夏のボーナスで買いたいもの」としてもトップに輝きました。
ことしの夏のボーナス商戦は、エプソンの「CP-500」やソニーの「デジタルマビカ」など注目製品が相次いで発売されました。今年前半のデジタルカメラ商戦を振り返ってみたいと思います。
●第2位:MMX、K6、Pentium II、Tillamook……そして大幅値下げ
今年は、いつにも増してCPUの動きが激しいようです。今年1月にMMX Pentiumが発表されたのを皮切りに、夏にはPentium II、そしてつい先日発表されたモバイル用MMX対応Pentiumなど次々に商品化されていきます。
また、Pentium IIなどは価格もかなり下がってきており、価格競争の点でも業界動向が注目されます。
8月にアメリカのボストンで開催されたMac World Expoで、MicrosoftがApple Computerに対して1億5千万ドルの投資を行なうと、衝撃の発表を行ないました。多くの憶測を生んだ今回の事態ですが、前CEOギルバート・アメリオ氏の退社に始まる一連の事件の流れののかで、水面下で密かに進められていたようです。