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今週のトピックス


●米Microsoftと米Appleが提携を発表

 現地時間の5日から始まるMACWORLD Expo/Bostonを前にして、米Apple ComputerのCEO選出に関する色々な憶測が乱れ飛んでいます。

 先月29日にサンフランシスコ・クロニクルが、「スティーブ・ジョブズ氏がAppleの会長に返り咲く」と発表したのを皮切りに、報道合戦が激化。「ジョブズ氏がCEO就任を打診されたが拒否した」といった報道のほか、オラクルのラリー・エリソン氏がAppleの役員に就任し、ジョブズ氏のサポートを行なうといった情報まで流れました。

●SunがDibaを買収

 Sun Microsystems社は、インターネット家電などの技術開発で知られているDiba社の買収を発表しました。Diba社は、SunのMicroelectronics部門のConsumer Technologies Groupに組み込まれ、Sunの持つJava技術とDibaの持つインターネット家電関連の技術を結びつけ、新製品の開発を目指すことになります。

 また、対するMicrosoft社もWebTV Networks社の買収完了を8月1日にアナウンスしており、両社の今後の行方が注目されます。

●IBMがThinkPadのHDD載せ替えサービス開始

 日本アイ・ビー・エム株式会社は、ThinkPadの旧モデルのHDDを、1GBもしくは2GBのHDDに載せ替えるサービスを8月1日から開始しました。

 載せ替えにかかる期間は約1週間です。ただし、元のHDDは返却されないため、サービスに持っていく前に予めデータのバックアップを行なっておく必要がありそうです。

 IBMはDOS用のWebブラウザ「WebBoy」を発表するなど、これまでから旧型パソコンを復活させるサービスを展開してきました。パソコンを長く使いたい一般ユーザーにとっては注目のサービスです。

●「電子フィルム」4規格製品の実売価格調査

 PC Watch編集部では、先月末にフラッシュATA、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、ミニチュアカードの4製品の市場動向や価格を調査しました。

 デジタルカメラの普及により市場の広がりが見られるなか、店頭には各社の電子フィルム製品が数多く並ぶようになり、価格も下がりはじめています。ただし、市場には4つの規格が混在しており、標準といえる規格がいまだ存在していません。デジタルカメラを購入しようとしているユーザーにとっても、また今後の電子フィルムの行方を占うという点からも、注目のデータとなっています。

●パワーブック用デスクトップコンバージョンキット登場

 Mac用周辺機器のPowerKeyなどで知られている大阪の内芝製作所から、パワーブック用のデスクトップコンバージョンキットが9月に発売されます。

 この製品は、内芝製作所のMacintosh販売10周年アニバーサリー企画として発売されます。改造すると外観がMacintosh SEのようになり、Macファンにとってはたまらない贈り物となりそうです。


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp