アメリカのMicrosoft社は現地時間の23日、Windows 95の次期バージョンとなる「MEMPHIS」の正式名称を「Windows 98」とし、ベータテストを行なっていることを明らかにしました。
同社によれば、セカンドベータ版を'97年第3四半期に向けて開発中で、アメリカでの製品出荷は、'98年第1四半期中を予定しています。ただし、日本語版の出荷時期は未定です。
●米Cyrixと米National Semiconductorが合併
アメリカのCyrixとNational Semiconductorは現地時間の28日、両社が合併することで最終合意に達したと発表しました。今回の合併は、事実上National SemiconductorがCyrixを吸収することになります。合併後の人事動向などは、まだ明らかになっていません。
両社は今回の合併に関して、CyrixのCPU技術とNational Semiconductorの量産技術の統合によるメリットを強調しており、今後は「500ドル以下のPCを実現するチップ」に力を入れていくとしています。
●Intel、デジタルカメラ統一設計指針「The Portable PC Camera」を発表
アメリカのIntel社は現地時間の28日、MMX対応Pentium、Pentium IIベースのコンピュータで簡単に画像操作ができ、かつ低コストなデジタルカメラ「Portable PC Camera」の設計指針を発表しました。この設計指針にはHewlett-Packerdや、Eastman Kodak、Microsoftなどのほか20数社が賛同しています。
「Portable PC Camera」では、次世代画像フォーマットとして注目を浴びている「FlashPix」フォーマットやUSB、Miniature Cardなどを採用しています。
マイクロソフト株式会社のWWWサーバーのコンテンツが、8月1日より、いままでのwww.microsoft.co.jpから米国www.microsoft.comの中に移動することになりました。
今回のコンテンツの移動に関してマイクロソフト社は「サーバーの管理を一元化するため」との発言しており、各国Microsoft社のWWWサーバーをwww.microsoft.comに集中するとし、また同時に、ページの構成なども統一していく模様です。なお、日本ページの更新は従来と同様に日本のスタッフが担当します。
先週もお知らせしたCPUの値下げ競争ですが、今週動きが見られました。
アメリカのIntelは、Pentiumシリーズを最大57%値下げしたことを明らかにしました。また、今年11月に第2弾の値下げを実施する予定としています。値下げ率が最大だったのは「Pentium II 300MHz」で、1,981ドルから851ドルにまで値下がりしています。また、AMDも同日付でK6プロセッサの値下げを発表しました。