【PC Watchラジオ】 【PC Watchラジオ】
●特集、COMDEX/Spring '97 and COMPUTEX TAIPEI '97レポート
世界最大のコンピュータショーとして知られるCOMDEXの前期版、COMDEX/Spring '97が現地時間で2日から5日までの3日間のあいだ、米国アトランタで開催されました。
また台湾では3日から7日までの5日間のあいだ、台湾のマザーボードや周辺カード、周辺機器メーカーら850社以上が一堂に会し、COMPUTEX TAIPEI '97が開催されました。
COMDEXでは東芝Librettoのアメリカ発売のニュースや、CNN会長テッド・ターナーの基調講演などが話題を呼んでいました。COMPUTEX TAIPEIでは日本では見られない魅力的な商品の展示などが注目されました。
ソニーは個人用パーソナルコンピューター「VAIO」シリーズを発売しました。米国では昨年9月から発売されていましたが、今回発表された機種は日本市場向けに新たに開発された機種となります。「VAIO」シリーズの市場投入によって、ソニーにとっては8年ぶりにパーソナルコンピュータ市場への復帰となります。
ミニタワー型の機種にはMPEG1リアルタイムエンコーダボードを搭載し、ビデオCDの制作も可能であるなど、全体的にAV機器との連携に重点が置かれているようです。
富士通は、A5ファイルサイズで750gとコンパクトな筐体の携帯情報端末「INTERTop」を発売しました。
「INTERTop」は、33.6kbpsモデムを内蔵し、PHSや携帯電話のデータ通信カードも利用できるなど通信機能を充実させ、ペン入力とフルキーボードの2ウェイ入力を採用するなど操作性も考慮されています。また、筐体のカラーも3色から選択できるなどスマートな作りとなっています。