パーソナル用のプリンタとしては現在主流の方式。印刷ヘッド部に液体インクを持たせ、1ドット毎にインクの粒をノズルから水鉄砲のように紙に吹きつける。比較的構造が簡単なため、製造コストが安いのが特徴だが、水溶の液体インクを使用するために滲みの発生や、耐水性がないなどといった弱点がある。ただし、最近ではインクの改良も進んでおり、専用紙を使うなどすればこうした問題もほとんどクリアできる。
最新機種の目立った傾向は、印刷解像度が向上したことと、カラー印刷用のインクが従来の3色もしくは4色から6色に増え、色の表現力が増していること。
エプソンの「マッハジェット」もキヤノンの「バブルジェット」も基本的に同じ方式。