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Giga-Byte、DualBIOS、PCI6本、Ultra ATA/66を搭載した青色マザーボード

'99年12月23日出荷開始

価格:オープンプライス

連絡先:日本ギガバイト Tel.03-5425-2541
    バーテックス リンク キーコンポーネンツ部 Tel.03-5259-5129


 日本ギガバイト株式会社は、青い基板を採用した440BX搭載Slot 1対応マザーボード「GA-BX2000+」を12月23日より店頭販売を開始する。販売は株式会社バーテックス リンクなどの正規代理店を通じて行ない、価格はオープンプライス。店頭予想価格は18,000円前後で、月販1万枚が見込まれている。なお、初回出荷5千枚にはギガバイト特製携帯ストラップが同梱される。

 日本ギガバイトでは、このGA-BX2000+を「日本向けの主力製品の1つ」と位置づけている。また、特徴の1つである青い基板から「Blue Board」や「Big Boy」などを意味する、「BB」という愛称で自作ユーザーへの浸透を図るとしている。

 GA-BX2000+は、従来モデル「GA-BX2000」の上位モデルにあたり、最大の特徴である「DualBIOS」機能を継承する。DualBIOSは、2つのBIOSチップを搭載することで、アップデートの失敗やウイルス感染などでプライマリーBIOSが使用不能になった場合に、自動的にセカンダリーBIOSに切り替えてシステムを起動する機能。また新たに、PROMISE PDC20262 ATA66チップを搭載しているので、従来のUltra ATA/33デバイス4台に加え、Ultra ATA/66デバイス4台が接続でき、最大で8台のIDEデバイスが搭載可能となっている。

 そのほか、拡張性もさらに高められておりPCIスロットを6本備えている(ISAバスは1本)ほか、USBも4ポート搭載する。FSBは66/100/112/124/133/142/152MHzに、クロック倍率は3~9.5倍まで対応。DIMMスロットは4本で最大1GBのメモリをサポートする。また、最適のCPU電圧を自動検出して、異常電圧によるCPUのダメージを防止する「Magic Booster」機能も搭載している。

 システムモニタも電源電圧やCPU電圧、ファン回転数検出のほか、CPU接触タイプの温度センサーも装備。スリープモードから約7秒でシステムが起動し、スリープモード時に消費電力が約3WとなるSTR(Suspend To RAM)にも対応する。

 iMacの登場で、PC/AT互換機のケースにも様々な色やデザインのものが登場した。ケースを閉じてしまえば、見えなくなってしまうマザーボードでも既に赤や、黒が発売されている。メーカーが差別化を図るために、ケースだけでなく基板もカラフルになっていく傾向にあるようだ。

□日本ギガバイトのホームページ
http://www.gigabyte.co.jp/japan-web/newjindex.htm
□製品情報
http://www.gigabyte.co.jp/japan-web/products/bx2000+.htm
□バーテックス リンクのホームページ
http://www.vertexlink.co.jp/index2.html
□ニュースリリース
http://www.vertexlink.co.jp/news/press/1999121501.html

('99年12月15日)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]


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