'99年も残り1月を切り、2000年問題対策も最終段階を迎えている。一方、情報処理振興事業協会(IPA)やウィルス対策ソフトのメーカーは、2000年をターゲットにしたウィルスへの警告を呼びかけており、情報ページの公開が続いている。
2000年関連ウィルスは、2000年1月1日にファイル削除を行なう単純なものから、2000年問題対策プログラムを装った悪質なワームタイプのものまで数種類が発見されている。いずれも日本での被害例はあまり多くないが、ウィルス対策ソフトのメーカー各社では、セミナーや年末年始にサポート窓口の開設などを予定している。すでにトレンドマイクロが開催する企業向けセミナーは計350名の定員を超え追加開催を行なうなど、企業ユーザーのもう一つの2000年問題への関心は高いようだ。
□情報処理振興事業協会の2000年ウィルス情報ページ
http://www.ipa.go.jp/SECURITY/y2k/index.html
□トレンドマイクロの2000年ウィルス情報ページ
http://www.trendmicro.co.jp/y2k/
□ネットワークアソシエイツの2000年ウィルス情報ページ
http://www.nai.com/japan/virusinfo/y2kvirus.asp
('99年12月3日)
[Reported by date@impress.co.jp]