会場:Las Vegas Convention Center
Sands Expo and Convention Center
Las Vegas Hilton
■Acer、12倍速CD-Rドライブを参考出品
Acerの12倍速CD-RWドライブ。光メディアのドライブの速さだけは、だれにも負けたくないというところか |
三洋の製品に比べると、発売までには間はあるが、AOpenの速さにかける意気込みがうかがえる製品だ。
■ORBで、ビデオレコーダ
ドライブの右上に小さく「5.7GB」のロゴがある |
CASTLEWOODは5.7GBの容量を持つ、内蔵型ORBドライブを参考出品、2000年1月から量産出荷を開始する。ヘッドはMRヘッドから、GMRヘッドに変更されており、2.2GBメディアは読み込みのみに対応。転送速度は最大66MB/秒となっている。なお、OEM向けのみに内蔵用のIDEドライブが供給され、リテール向けにはSCSIの外付けモデルのみが販売される。
メディアは、当初2.2GBと同じアルミニウムプラッタを採用するが、プラスチックを採用したメディアも発売される予定。価格は未定だが、ドライブが399ドル、メディアが39.95ドル程度の見込み。なお、2001年には13GBモデルを発売の発売も予定されている。
唯一のORBビデオレコーダの実機。AIWA製とのことだ。実際に動いているところが見られなくて残念 | こちらは完全なモックアップとのことだ |
CASTLEWOODではさらに、この5.7GBメディアを採用したビデオレコーダを参考展示している。展示されているのは4モデルだが、その内3台はモックアップで、1台はアイワ製の実動モデル。ただしいずれも、アクリル越しの展示のみで、実際に動いている姿を見ることはできなかった。録画時間は5.7GBメディア使用時で約2時間半となっている。日本での発売時期は2000年第1~2四半期の予定。
ビデオディスクレコーダは各社がDVD-RAMや、DVD-RWを使用する製品の開発を進めているが、それらのメディアと比較しても容量的には見劣りしないため、思わぬ伏兵が現われた格好だ。
FireWire対応モデル。実際にMacintoshに接続してデモを行なっていた | PCカード接続のポータブルモデル。本体上部にPCカードを収納できるスロットがある |
また、ORBは容量を増やしただけでなく、対応インターフェイスの充実も図られている。それがFireWire対応の外付けモデルと、PCカード接続のポータブルモデルだ。
いずれも容量は2.2GB。FireWire対応ドライブは399.99ドルで11月24日から、PCカード接続のポータブルドライブは2000年1月から399ドルで発売される。ポータブルドライブには、本体上部にPCカードを収納できるスロットが設けられているほか、電源がPCカードから供給されるなど、ノートPCユーザーに配慮した設計となっている。
■ミツミ、メモリースティックリーダーを搭載したマウス
■ATTO、Ultra3 SCSIを発売
ATTOのブースでは、最大320MB/秒の転送が可能なUltra3 SCSI対応ホストアダプタを、実際にベンチマークを実行してデモストレーション行なっている。このカードは2000年1月の発売予定で、価格は645ドル。
まだまだ、個人で買うには高価だが、最近になって各社からUltra160/m対応HDDが発表されているので、そういったHDDのパフォーマンスを引き出すには必須のカードだ。
□COMDEX/Fall '99のホームページ(英文)
http://www.zdevents.com/comdex/fall99/
□関連記事
【11月15日】COMDEX/Fall '99開幕前日レポート~ 着々と準備が進む展示会場 ~
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991115/comdex01.htm
('99年11月16日)
[Reported by furukawa@impress.co.jp]