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ソニー、MD DATA2メディアのムービーカメラ「MD DISCAM」

'99年12月3日発売

価格:250,000円

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 ソニーマーケティング株式会社は、MD DATA2をメディアとするムービーカメラ「MD DISCAM」を12月3日に発売する。9月に行なわれたIFA 1999に参考出品されたもので、価格は250,000円。MD DATA2メディア「MD VIEW」も同日発売で、価格はオープンプライスで店頭予想価格は約1,700円の見込み。

 MD DATA2はMD DATA規格をもとに650MBへと大容量化され、データ転送速度も最大9.4Mbpsへと高速化した規格で、「MD DISCAM」が初の実用例となる。画像の圧縮コーデックはMPEG-2を使用し、1枚のMD DATA2メディアに動画最大20分、静止画約4,500枚の記録ができる。音声のコーデックはATRACで、最大260分録音できる。

 本体は74×118×111mm(幅×奥行き×高さ)、重さはバッテリ込みで約790g。バッテリ駆動時間は、液晶画面を使用した撮影で連続65分、実撮影で32分 。
 撮影機能としては、1/4インチ68万画素(有効34万画素)CCD、光学10倍/デジタル40倍のズームレンズなどを備える。ディスクメディアのため、データの一覧表示からのランダムアクセスが可能なほか、MD DISCAM単体で動画のノンリニア編集機能もある。

接続したPCから見た画面
 PCとのインターフェイスは10BASE-Tで、PC側からはHTTPサーバーとして見え、Webブラウザでサムネールの一覧や、データのダウンロードができる。転送されるデータは、動画時はQuickTime、静止画時はJPEG形式になる。ただし、動画時でも転送されるのは映像データのみで、サウンドデータは転送されない。転送時のサイズとフレームレートは、サイズが1:1、1:2、1:4の3種類。秒間コマ数は1、2、5、15、30の5種から指定できる。

 また、MD DISCAM上で編集したデータは、編集結果がそのまま転送されるが、特殊効果を施したものはエフェクトのない状態で転送される。

写真は、9月のIFA 1999で参考出品された際のもの


●山田久美夫氏による静止画撮影例
画像はベータ版による撮影のため、製品とは異なる場合があります。画像の著作権は山田久美夫氏に帰属します


●山田久美夫氏による動画撮影例
サイズ 4:1 秒間15フレーム
322KB 1,011KB
サイズ 2:1 秒間15フレーム
962KB 2,066KB
画像はベータ版による撮影のため、製品とは異なる場合があります。画像の著作権は山田久美夫氏に帰属します

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.sony.co.jp/mddiscam/
□関連記事
【9月1日】プロカメラマン山田久美夫のIFA 1999レポート
ソニー、MPEG-2ベースのMDビデオカメラを公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990901/ifa2.htm

('99年11月1日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990630/wwe04.htm