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　日本電気株式会社（NEC）は、ローコストなミニタワーPC「VALUESTAR U」シリーズ1機種3モデルを発表した。15インチCRTモデルでは店頭予想価格は10万円を切る見込み。同時に、一般市場向けデスクトップPC「VALUESTAR NX」のラインナップを一新し7機種24モデルを発表した。出荷は10月21日から順次行なわれる。

●VALUESTAR U：店頭で10万円を切る機種も登場

　VALUESTAR Rに代わるローコストシリーズ。マニュアル/プリインストールソフトの簡素化を図り、パソコン経験者をターゲットとする。CPUはAMD-K6-2/450、チップセットはビデオをインテグレートしたSiS 530。

　17インチCRT、13GB HDD、24/4/2倍速CD-RWドライブを備える最上位モデル、17インチCRTモデル、15インチCRTモデルの3機種が用意される。価格はオープンプライス、店頭予想価格は最上位モデルが約15万円、17インチモデルが12万円弱、15インチモデルは10万円を切る見込みで、VALUESTARシリーズにもサブ10万円クラスのPCが登場したことになる。

□製品情報
http://www.pc98.nec.co.jp/product/nx/value-su/

●VALUESTAR NX：本体にPCカードスロットを追加

　省スペースなミニタワー筐体は全機種共通で、フロントパネルにPCカードスロット（Type2×2）が新設された。CPUはPentium III 500～600MHzとCeleron 466MHz。チップセットは全機種Intel 810系で、下位は810、上位機種は810Eを搭載する。Pentium III搭載モデルは6倍速DVD-ROMドライブを搭載する。メモリは64～128MB、HDDは13～17GB。

　付属のディスプレイは14/15インチのLCDと、17インチのCRT。PC本体のボディカラーは、LCDモデルがブルーグレーとミストホワイト、CRTモデルはミストホワイトのみとなる。15インチLCDに続き、14インチLCDもデジタルインターフェイスに変更され、本体とLCDは専用ケーブル1本で接続される。また、17インチCRTはクロマクリア管に加えて、ダイヤモンドトロンNF管も採用されている。

　価格はオープンプライスで、LCDモデルは25～40万円前後、CRTモデルが18～26万円、TVモデルが28～34万円の見込み。

　音声入力ソフト「SmartVoice Ver.2.0」とヘッドセットマイクが全機種に標準装備される。

□製品情報
http://www.pc98.nec.co.jp/product/nx/value-s/

□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9910/1801.html

('99年10月18日)

[Reported by date@impress.co.jp]