'99年10月18日 発表
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日本アイ・ビー・エム株式会社は、73GB、10,000回転/分の「Ultrastar 72ZX」など、サーバー向けのHDD「Ultrastar シリーズ」3機種を発表した。'99年の第4四半期から主にOEM向けに順次出荷される見込み。
●73GBの大容量サーバー向けHDD「Ultrastar 72ZX」
容量は73.4GB。1平方インチあたりの記録密度は7.04GbitのHDDで、サーバー用としては世界最大の容量、記録密度を実現したとしている。11枚のプラッタを搭載しており、厚さは41.6mm。回転数は10,000回転/分、インターフェイスはUltra160 SCSIとFC-ALL(ファイバ・チャンネル・アービットレーテッド・ループ)で、Ultra160を更新した「Ultra160+ SCSI」と呼ばれるバージョンにも対応するという。ヘッドにはGMRヘッドを採用している。平均シークタイムは5.3msで、キャッシュサイズは16MB。出荷開始は2000年の第1四半期。
●10,000回転/分のHDD「Ultrastar 36LZX」
回転数は10,000回転/分、1平方インチあたりの記録密度は7.04Gbitと、「72ZX」と同一。容量が36.7/18.3/9.1GBの3モデルが用意される。インターフェイスはUltra160 SCSIとFC-ALで、Ultra160+にも対応する。キャッシュ容量は4MB、平均シークタイムは4.9msとなっている。ヘッドはGMRヘッドで、出荷開始時期は'99年第4四半期。
●最大36.9GB、7,200回転/分の「Ultrastar 36LP」
容量は36.9/18.3/9.1GBの3モデルが用意され、回転数は7,200回転/分。平均シークタイムは6.8msでキャッシュは4MBとなっている。インターフェイスはUltra160 SCSIで、ヘッドはGMRヘッドを採用している。出荷開始時期は'99年第4四半期。
□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ibm.co.jp/NewsDB.nsf/1999/10181
('99年10月18日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]