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シーケンスソフトもバージョンアップ

ヤマハ、サンプラーを搭載し、
スマートメディアに対応したUSB MIDI音源

'99年11月20日より順次発売

標準価格:MU2000    119,800円
     MU1000    99,800円
     XGworks V4.0 29,800円

連絡先:電子楽器事業部 営業部 国内営業第三グループ
    Tel.053-460-2432


 ヤマハ株式会社は、サンプラー機能を内蔵し、スマートメディアスロットを備えた「MU2000」(119,800円)と音楽記号を忠実に再現できるシーケンス・ソフト「XGworks Ver.4.0」(29,800円)を12月10日から発売する。また、MU2000からサンプラー機能とスマートメディアスロットを省いた「MU1000」(99,800円、11月20日発売)も用意される。

●MU2000/MU1000

MU2000
 MU2000はMU128の後継モデルで、サンプラー機能を搭載し、前面にスマートメディアスロットを備えるのが特徴。また、PCとのインターフェイスにはUSBが追加されほか、光デジタル出力端子も搭載する。同社は、コンピュータミュージック用デジタル音源としては世界で初めてサンプリング機能を搭載したとしている。サンプラーは4MBのメモリを内蔵し、サンプリング周波数44.1kHzで約48秒の録音が可能で、最大ノーマル256音色、ドラムキット4種類に割り当てる事ができる。また、内蔵音色や内部エフェクトも強化され、1,454音色(ノーマル音色1,396+ドラム音色58)、8系統237種類のエフェクトを備える。

 MU2000は、スマートメディアスにサンプリング音を保存できるほか、WAV、AIFF、DLSフォーマットの音声ファイルの読み込みにも対応する。また、スマートメディアに記録されたMIDIファイルを本体のみで再生する機能も備える。なお、スマートメディアリーダーとしての機能は備えていない。

 MU1000は、サンプリング機能とスマートメディアスロットを除き、MU2000と同等の機能を持つ。シーケンスソフトは、MU2000/MU1000共にXGworks Lite V3.0が付属する。

□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/99101202.html
□関連記事
【10月12日】ヤマハ、128音同時発音可能なMIDI音源
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980610/yamaha.htm

●XGworks V4.0

 XGworks V4.0は、「フォルテ」、「ダ・カーポ」など253種類の音楽記号に対応したMIDIシーケンスソフト。音楽記号は、強弱/反復/速度記号などのほか、「チョーキング」や「ハンマリングオン」などのギター奏法記号にも対応する。また電子ピアノなどによる演奏を取り込み、演奏情報を音楽記号に変換する事もできる。ソフトウェアシンセサイザ「S-YXG50」が付属する。

 なお、MIDI音源にXGworks V4.0が付属した「HELLO! MUSIC!シリーズ」も12月10日から発売される。

製品名使用音源価 格
“HELLO! MUSIC! 2000”for WindowsMU2000129,800円
“HELLO! MUSIC! 1000”for WindowsMU1000109,800円
“HELLO! MUSIC! 100Bs”for WindowsMU100Bs59,800円
“HELLO! MUSIC! CS2x”for WindowsCS2x89,800円
“HELLO! MUSIC! K1XG”for WindowsCBX-K1XG59,800円
“HELLO! MUSIC! QY70”for WindowsQY70
“HELLO! MUSIC! PCC10”for WindowsPCC10XG39,800円

□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/99101201.html

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/

('99年10月12日)

[Reported by taira@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp