'99年10月6日 発表(現地時間)
米AMDは、第3四半期の決算を発表した。総売上が6億6,219万ドル、純損失が1億554万ドルとなり、一株当たりの純損失は0.72ドル。総売上は前期比11%増だったものの、前期ではヴァンティス売却益もあり、7,989万ドルの黒字だった純益が赤字に転落した。
AMDのW.J.Sanders会長兼CEOは、この決算結果に関して「第3四半期は、Athlonや、フラッシュメモリの売上が好調で、売上は前期から11%増えた」と述べ、「Athlonの販売マージンをK6ファミリに比べて高く保てたため、営業損失は前期に比べ7,000万ドル以上削減された」としている。
また、「Athlonに対する需要は、PCメーカー、エンドユーザーのいずれからも高まっている」とし、「第3四半期には、Athlon対応マザーボードの品薄状況が続いたが、数十万ユニットのAthlonを出荷することができた。第4四半期には、台湾の地震などの不確定要素が存在するが、'99年末までに累計100万ユニット以上のAthlonを出荷するという、当初の目標を達成できるチャンスは十分にある」と述べている。
□AMDのホームページ
http://www.amd.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.amd.com/japan/news/corppr/nr9999.html
('99年10月8日)
[Reported by usuda@impress.co.jp]