新社長の小島國照氏 | TurboLinuxの社長兼CEO クリフ・ミラー氏 |
米TurboLinuxの日本法人ターボリナックスジャパン株式会社は、小島國照氏の社長就任を発表した。小島氏はデータベースのオブジェクトデザインジャパン株式会社の元代表取締役。
社長就任の発表とともに、TurboLinuxの社長兼CEO クリフ・ミラー氏も同席して記者会見が行なわれ、今後の方針などを明らかにした。ミラー氏の発言要旨は以下の通り。
「当面はサーバー用途に注力する。12月に発売予定のTurboLinux 5.0をベースに汎用サーバーバージョンを開発し、それをベースにデータベースやメールサーバーに特化したバージョンの開発を行なう。サポートについても、年内にスタッフを現在の30名から50名に増強する」
「デスクトップ(WS)用途では、現在のLinuxには足りない部分がある。それはアプリケーションで、総務・経理などが使用するアプリケーションはWindowsに集中している。この分野のアプリケーションが少ないと、一般企業への導入は難しい。あと、2~3年程度はかかるのではないかと見ている。TurboLinuxはアンチ・マイクロソフトではないので、無理に対抗するつもりはなく、Linuxをよりよい用途で使ってほしいと考えている。WSとサーバーの出荷比率は本数では5対1程度になるが、金額的にみるとサーバーが大半を占める」
□TurboLinuxのホームページ(英文)
(9月30日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.turbolinux.com/
□ターボリナックスジャパンのホームページ
(9月30日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.turbolinux.co.jp/
('99年9月30日)
[Reported by date@impress.co.jp]