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やじうま in 東京ゲームショウ '99秋
~ ベストコスチューム in TOKYO GAME SHOW '99AUTUMN、ほか ~


【今回のベストコスチューム】

会期:開催期間:9月17日~19日(17日は特別招待日)

会場:幕張メッセ Hall 1~8

■'99秋のベストコスチュームはカプコンに決定!

【優勝】
優勝を手にしたカプコン。パレオとCAUTIONロゴの入ったリボンがポイントでした。なんでCAUTIONかって? カプコンブースのメインの1つがバイオハザードシリーズなんですよ。POLICE LINEとか取り扱い注意とか見たことあるでしょ、アレですアレ。なにはともあれ、ブースにおいでませ
【準優勝】
【審査員特別賞】
なぜか会場の人気がひときわ高く、準優勝に輝いたコスパショップ。普通の(あまり普通にはいないかも知れないが)メイド服なんですけどね(実は、個人的には納得してなかったりして)。まぁ、女の子が可愛かったのがポイント高かったのかも…… 審査員特別賞を受賞したサンソフト(右端 = 同社の新作「ククロセアトロ 悠久の瞳」のコスプレ)とビクターインタラクティブソフトウェア(後列左 = 同社の新作「バンパイアハンターD」のコスプレ)も加わって記念の一枚。特別審査員のカイヤ川崎さんも一緒

 特別招待日のお楽しみといえば、イベントステージで開催される「ベストコスチューム in TOKYO GAME SHOW」を語らないわけにはいかないでしょう。PC Watchで紹介するのは初めてですが、東京ゲームショウの会場を幕張に移して以来、すでに5回目の開催となり、知っている人は知っているというお馴染みのイベントなのです。

 イベント名から内容が想像できない方のために簡単に紹介すると、各社が工夫を凝らすコンパニオンのコスチュームをステージ上で披露し、ひときわ優れているものに賞を与えようという企画。ゲームに限らず、やはり日本の展示会ではコンパニオンが華。注目度の高さは、そのままブースへの集客に比例するというわけ。なかにはデータイーストのように、社内コンペを開いてそのデザインを公募するという過熱気味の会社もあります(ちなみに今回は、某誌とタイアップして読者からデザインを公募したとのこと)。まぁ、その甲斐あって入賞の常連だったりするのですが。

 さて、今回は14社がエントリー。前回まではコスチューム部門とコスプレ部門とに分かれていましたが、ややエントリー数が減ったことで、今回はひとまとめになってしまったのが残念(だって、企業とかゲームのイメージからユニークなデザインを考えるのと、ゲームのキャラをそのまんまってのは全然意味が違うからね)。さすがに、毎度毎度新しいコスチュームを作るってのはキツイこともあったりして、前回流用なんてところはエントリーしてこないですから。個人的にはナムコのセンスとか方向性が結構気に入ってたりするんですが、今回は昨年の秋とデザインが一緒だったようで(R4のバッヂがPAC-MANのバッヂになってたけど)エントリーせず。まぁ、そんなところが多いときには、ちょっとエントリー数も減ってしまうというわけですね。

 ステージはまずファッションショー形式のウォーキングから。その後は質疑応答や、会場の反応(赤い紙を渡されて、お気に入りのときに掲げる)などを確認しつつ、審査が進みます。優勝、準優勝、審査員特別賞に輝いたコスチュームは翌日以降、ステージ横にパネルになって掲示されます。まぁ、結果は写真を見ていただいたほうが早いでしょう。

 読者の方の反応次第で、次回も取材&掲載ができそう……。応援とご要望をよろしくお願いしますです。個人的には、もう少々掲載写真を増やしたいかな。


■いよいよ体験できるドラクエVII & ユニークブース

2階部分の撮影はできなかったので、ブース正面のスクリーンに映し出されているデモ映像を紹介。ドラクエ関連では、他にもGB版の「ドラクエクエストI・II」(9月23日発売)が注目を集めていた

 今年の年頭には「今年こそドラクエVIIがでますように」と願を掛けるCMまで流れていたエニックスの「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」。これまで公開されていたのはビデオ映像のみだったが、今回のゲームショウで、遂にプレイアブルなデモが登場した。

 同社のブースの2階部分に設置されたデモマシンはおよそ30台ほど。導入部となる街の部分が体験できる。ちなみに、本日の待ち時間は15分~30分ほど。明日以降はもう少々の覚悟が必要かも。発売時期は未定となっているが、年末にはなんとか「ドラクエVIIがでますように……」。

【ユニークブース】
今回のユニークブースのひとつ、TYO。新作の「芸術伝 ~アートカミオン~」をフィーチャーし、デコトラを設置するは、演歌のステージを開くはの大盤振る舞い。挿入歌の歌い手は北岡ひろしさん(女形)だそうです なぜかノスタルジックなラーメン屋。トミーの新作「ラーメン橋」の展示エリアである。実はビクターインタラクティブソフトウェアも「チャルメラ」を出展していて、思いもかけずにラーメンの競演。いずれも50年代テイストなのはなぜ?


□東京ゲームショウ '99秋のホームページ
http://www.cesa.or.jp/cesa/tgs/index.html

('99年9月17日)

[Reported by 矢作 晃]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp