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Dreamcast、北米で好調なスタートを飾る一方で、ソフトのバグが問題に


北米Dreamcast
 株式会社セガ・エンタープライゼスの米国法人、Sega of Americaは、米国時間の9月9日に北米市場にて同社のコンシューマゲーム機「Dreamcast」を発売し、初日だけで97,904,618.09ドル(1ドル110円換算で約107億6千万円)の売り上げを記録したと発表した。

 リリースによれば、「全米及びカナダの各小売店では本体やソフト、周辺機器が取り揃えられ、店に押し寄せた何百、何千もの一般消費者が取り合いになるという盛況ぶりだった。400店舗以上では9月9日の午前0時1分の深夜販売が行なわれた」としており、その熱狂ぶりが伝えられている。
 Sega of Americaの当初計画によれば、'99年末までに100万台、2000年3月31日までに150万台の販売を計画していたが、初日の売れ行きを見た上で出荷台数の見直しを行なうとしている。

 一方、本体と同時に発売された一部のソフトで不具合が発生し、起動しないといった問題が起こっている。Sega of Americaは同社のWebサイトでその事実を認めるコメントを掲載しており、「ごく少量のソフトで、システムが起動しない事例が起きている。これはソフトウェアの問題でハードウェアの問題ではない」と発表。また、問題のソフトのうち「Web Browser CD」に関してはE-mailや電話などで問い合わせれば、24時間以内に修正版を発送するとしている。

□Sega of Americaのホームページ(英文)
http://www.sega.com/
□製品不良に関するリリース(英文)
http://www.sega.com/browser_problem.html

('99年9月14日)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]


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