モバイルスキャナー

●松下電器：原稿を適当になぞれば読み取れる携帯スキャナ

　松下電器のブースでは、Type2のPCカードスロットに接続して使える「モバイルスキャナー」が展示されている。24bitカラー、解像度300dpiで、A3用紙より広い42cm四方のデータを読み取ることができる。リアルタイム画像合成技術が用いられているので、窓を拭くような感じで原稿の上を往復させるようになぞっていくと、ずれることなく原稿を読み取ることができるというもの。

　10月中旬に3万円程度で発売される予定で、OSはWindows 95/98に対応。将来的にはUSBポートに接続できる製品も開発したいとのこと。

スキャントークリーダーR300

●オリンパス：紙に印刷された音声を再生するグッズ

　オリンパスでは11月5日に発売予定の「スキャントークリーダーR300」を展示。スキャントークコードと呼ばれる音声データをドットに変換した特殊なコードを読み取り、再生するグッズ。ペン型の製品「R200」が昨年10月より発売されているが、R300ではデザインをタマゴ型に一新、スピーカーが内蔵された。価格は、R300単体で8,000円、スキャントークコードを印刷するためのソフトとのセットで9,800円。一味違った年賀状作りができそうだ。

□WORLD PC EXPO 99のホームページ
http://wpc99.nikkeibp.co.jp/

('99年9月10日)

[Reported by yuno@impress.co.jp]