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プリンタ市場今年も堅調、昨年同期比51.6%増

9月8日 発表



 日本ガートナーグループ株式会社のデータクエスト部門は、日本における'99年度上半期(1~6月)のプリンタ市場調査結果を発表した。

 調査結果によれば、昨年同期比に比べ台数で51.6%増加の301万7,000台、金額で31.6%増の2,325億6,700万円と大幅増を記録していることが明らかになった。これは主にビジネスユーザー向けのカラーレーザープリンタの需要増加(前年同期比162.0%の伸び)によるもので、これから年末に向けて増加が期待できる個人ユーザー向けカラーインクジェットプリンタの出荷が好調であれば、'99年の総出荷台数が初の600万台に届く可能性があるという。

 同時に発表された出荷台数ベースの市場シェアでは、1位がエプソンで38.4%。以下キヤノンが26.0%、NECが8.7%、日本ヒューレット・パッカードが8.0%、アルプスが5.4%と続いている。

 機種別では、インクジェットプリンタの伸び率が55.7%で204万6,000台。モノクロ・ページプリンタではA4機の出荷が好調で51.2%増加し、全体でも23.1%の増加となった。モノクロ・ページプリンタでは低価格モデルに人気が集中しており、A4機全体の81%を占めるとしている。

□ガートナーグループのホームページ
http://www.gartner.co.jp/

□ニュースリリース
http://www.gartner.co.jp/news/1999/212.html
('99年9月10日)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]


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