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WORLD PC EXPO 99 展示会場レポート やじうまパーツ編
「引出型パソコン」や「3D Monitor」など

会期:9月7日~11日(7日は特別招待日)】

会場:幕張メッセ HALL 1~8

 今回のWORLD PC EXPO 99では、PC/ATパーツメーカーの出展も多く、ユニークな新製品もいくつか展示されていた。それらの製品をフォトレポート形式で一気に紹介しよう。


 出光興産のブースで展示されていた3D表示システム「SHADIO」。液晶シャッター付きCRTフィルタをディスプレイに装着し、ユーザーは偏向グラスを使って画面を見る。「メガネが普通の偏向グラスなので、液晶シャッター方式の3Dグラスよりも軽量」というのが大きな売り。
 価格はDirectX、OpenGL、Glideに対応したドライバとセットで65,600円。Voodoo3やRIVA TNT2などのビデオカードに対応する。
 ツクモ電機のブースでは49,800円で発売中。
i-Artのブースで展示されていたのが、この「3D Monitor」。
 形状は普通の17インチCRTだが、「3Dグラス用赤外線ポート」がディスプレイ上部に内蔵されている。ボディはスケルトンデザインで、5色のモデルがあるそうだ。Bridge Information製。
 バリューウェーブが参考展示していた「スケルトンCRT」。発売時期などは未定とのこと。
 バリューウェーブが展示していた新型のスケルトンデザインケース。前面の色付き部分は3種類を選択できる。前面USB端子付き。  三井物産デジタルのブースに展示されていた新型のスケルトンデザインケース。OEM向けに10月中旬に出荷する予定。  CTSが展示していたスケルトンタイプのmicroATXケース。同社では、このほかに台形のFlexATXケースなども展示していたが「撮影不可」とのことだった。
 ソンチアー・ジャパンが展示していた新型ミドルタワーケース TQ-1300。フロントパネルは独特の緑色で、四隅のアルミ製ポールでデザイン性を強調している。  同じくソンチアー・ジャパンが展示していたFlexATX対応ベアボーンキット(写真は背面)。PCIスロットとAMRスロットには背の低いLANカードとモデムカードが装着されている。  FlexATX対応ケースのサンプル品。これもソンチアー・ジャパンのブースにあったもの。
 藤井産業が展示していた「引出型パソコン」。LPXのマザーボードを内蔵可能で、Celeronを使ったPCなどを構成できるという。一般的なOAデスクの引き出しと交換して使用する。  「引出型パソコン」の解剖図。  基板が黒いDIMMモジュール。メルコのサーバ向け製品。
 メルコはMPEG-2のハードウェアエンコードに対応したビデオキャプチャカードを参考展示。Windows 98向けの製品で、2~10Mbpsでのリアルタイムエンコードが可能。  日本AMDなど6ブースではAthlon 550MHz(2名)やK6-2/500(5名)などが当たるスタンプラリーを開催中。スタンプラリーカードは日本AMDブースで配布している。  このほかにもブース独自のプレゼントを用意するブースが多い。写真はABITのブースで、同社製マザーボードなどが当たる。


□WORLD PC EXPO 99のホームページ
http://wpc99.nikkeibp.co.jp/

('99年9月8日)

[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp