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NVIDIAは8月31日（現地時間）、RIVAシリーズの後継となる新ビデオチップセット「GeForce 256」を発表した。AGP 4Xをサポートし、内蔵RAMDACは350MHz。最大搭載メモリは128MBで、SDRAM/SGRAMに対応している。対応3D APIはOpen GLとDirectX 7.0以上となっている。
NVIDIAでは、このチップをCPUになぞらえて「GPU（Graphics Processing Unit）」と呼び、これまでのビデオチップとの違いを強調している。最大の特徴は、コンシューマー向けとしては初めてジオメトリエンジンを内蔵し、またハードウェアによるライティングもサポートしたことがあげられる。このため、CPUに依存することなく性能を発揮できるという。また、トランジスタ数は2,300万個に、3Dの計算能力は50Gflopsに達するとしている。
なお、現在発売されているRIVA TNT2には、動作クロックやメモリインターフェイスの違いにより、いくつかのバリエーションがあるが、GeForce 256は1つのバージョンしか存在しない。
リリースによれば、カノープス、Creative Technology、ELSA、ASUSなど主要なグラフィックカードベンダーがGeForce 256搭載カードの開発を表明しており、9月末には最初のカードが出荷される、としている。
□NVIDIAのホームページ（英文）
http://www.nvidia.com/
□製品情報（英文）
http://www.geforce.com/geforce256
□ニュースリリース（英文）
http://www.nvidia.com/Marketing/NewsAndEvents/Pages.nsf/pages/pr_083199a
http://www.nvidia.com/Marketing/NewsAndEvents/Pages.nsf/pages/pr_083199b
http://www.nvidia.com/Marketing/NewsAndEvents/Pages.nsf/pages/pr_083199c
('99年9月1日)
[Reported by aoyama@impress.co.jp]