パソコンショップ「TWOTOP」の各店では、予告通り17日午前0時より、Athlon正規品のカウントダウン販売を行なった。すでに秋葉原では週末に輸入物が出回っていたことと、お盆休み明けの月曜日深夜ということもあって、開店前に並んだお客さんは3名。1時間の開店時間で、最終的に10名ほどがレジで購入していた。なお、確認できた範囲では、秋葉原の他店ではカウントダウン販売は行なわれていなかった。
早い人は開店の約1時間前から待ち始めていたが、どのように開店するかという告知がなく、お客さんと報道陣が入り交じって時間をつぶす状態。また、カウントダウン時も、0時の開店直前にシャッターを開け、店員のみが5秒のカウントダウンを行なうに留まり、イベントとしての盛り上がりには欠けた。缶ビールを配布するなど、ショップ側も気を使ってはいたが、待っている間の手順の告知、お客さんとのカウントダウンの唱和などの、盛り上げるための工夫がほしかったところだ。なお、開店後に店内にいたお客さんにAthlonの携帯電話用ストラップが配布された。
カウントダウン販売に来た理由としては「深夜なので車で乗り付けて持ち帰れる」、「生活時間帯の深夜に開いている」、「イベントがあると思ったので」などの回答だった。また、輸入物よりも低い販売価格があらかじめ告知されていたため「2日待って、1万円差ならと思い待った」という声もあった。購入希望としては600MHzのハイエンドな完成モデルが多かったが、ビデオカードやスピーカーの品薄で即納ではないことがわかり、パーツ買いに切り替え、これから徹夜で組み上げるという人もいた。
なおTWOTOPによれば、各店舗ごとの人出はつぎの通り。仙台店 30人強、新潟店 11人、大阪店 30人強、博多店 6人、東京店 10人程度。
店内の模様。深夜にも関わらずスタッフが多く、活気は出ていた |
Athlonをかたどった大きな張りぼて。この他、専用ののぼりなどが用意された |
パーツ買いに切り替えた人の購入セット。パーツで購入する場合の注意として、電源関係がシビアなので対応品との組み合わせを推奨。冷却も対応品を使いプロセッサとクーラーの間にきちんとグリースを塗るなどの対策が必要という。逆にカード類はほとんど動くという |
600MHzのAthlon。正規販売分でも旧タイプのロゴシールがついていた。くわしくはAKIBA PC Hotline!のこちらの記事を参照されたい |
□TWOTOPのホームページ
http://www.twotop.co.jp/
□TWOTOP深夜販売のお知らせ
http://www.twotop.co.jp/special/athlon.asp
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【8月11日】TWOTOP、Athlon搭載PCを17日0時に販売
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990811/athlon.htm
('99年8月17日)
[Reported by date@impress.co.jp]