会場:NewYork Jacob K. Javits Convention Center
Macworld Expoの展示会場レポート第5弾は、場内でみかけたFireWire対応の新製品を中心にレポートする。
■ヤノ電器、3種類の製品を参考出展
ヤノ電器は、3種類のFireWire対応の製品を参考出展していた。3.5インチのハードディスク「FireWire Hard Disk Drive」は、13GBと20GBの2種類が用意され、出荷は9月以降になる予定。価格はまだ未定だが、13GBが4~5万円、20GBが7~8万円程度になるとしている。また、30GBのハードディスクも開発中で、価格は10万円前後を予定。
1.3GBのMOドライブ「FireWire MO Drive」は、8月に10万円以下で発売される予定。128MB/230MB/540MB/640MBにも対応する。6ピン/6ポートの「FireWire Hub」は、9月後半~10月あたりに発売される予定で、価格は3万円前後になるとのこと。展示されていたのは白いケースだったが、色はトランスルーセントのiMacカラーになる予定。
FireWire Hard Disk Drive | FireWire MO Drive。ボディは、5月に発売されている640MBのFireWire MO Driveのものを使用している | FireWire Hub。製品は、トランスルーセントなiMacカラーになる予定 |
□ヤノ電器のホームページ
http://www.yano-el.co.jp
■VST、10GB/14GB/22GBのハードディスク
VST FireWire Hard Drive。2GB/4GB/6GBのFireWire対応ハードディスクと同様、真っ赤なデザインがおしゃれ |
□米VST Technologiesのホームページのホームページ
http://www.vsttech.com
■富士通、FireWire対応のMO Drive
富士通では、FireWire対応のMOドライブ「DynaMO」を出展していた。640MBと1.3GBの2種類が用意され、価格は640MBが349ドルから399ドル、1.3GBは549ドルになる予定。同社ブースの担当者によると、出荷は10月になるとのこと。また、内蔵型のMOドライブは、9月に299ドルで発売される予定。
FireWire対応のMOドライブ「DynaMO」 | 内蔵型のMOドライブ |
□富士通のホームページ
http://www.fujitsu.co.jp/
■ProcompのFireWireカメラ
1394 Digital Camera C100T。後ろに2つのボタンがついていて、フォーカス調整ができる |
□米Procomp Infomaticsのホームページ
http://www.procomp.com.tw
【おまけ】 Rio 500、そしてApple腕時計……
その他、Diamond Multimediaのブースでは、同社のMP3プレーヤーの次バージョン「Rio 500」を出展していた。64MBのフラッシュメモリを搭載し、96MBまでアップグレード可能。また、USB接続でPCおよびMacに対応する他、ファイルのダウンロード/保存/再生の管理を容易に行なうためのソフト「Rio Audio Manager」も添付される。8月中旬に269.95ドル(予想小売価格)で発売される予定。
また、AppleWatchesのブースでは、Appleマークをモチーフにした様々な時計が人気を集めていた。これらの時計は40~60ドル前後でオンライン購入も可能だ。
Rio 500。USB接続で、Macにつながっている。大きさは手のひらにすっぽり入る程度で、最初のバージョンよりも一回り小さくなっている | AppleWatchesの時計。60ドル |
□米Diamond Multimediaのホームページ
http://www.diamondmm.com/
□米AppleWatchesのホームページ
http://www.applewatches.com/
□Macworld Expo New York '99のオフィシャルサイト
http://www.macworldexpo.com/mwny99/index.html
□Apple Computerのホームページ
http://www.apple.com/
□Apple ComputerのMacworld Expoホームページ
http://www.apple.com/hotnews/features/mwny99/
[Reported by HIROKO NAGANO, NY]