発表会でズラリと並んだSmartVoice対応アプリケーション開発メーカー社長 |
標準価格:18,000円(バージョンアップ/ヘッドセット無:9,800円)
連絡先:NECパソコンインフォメーションセンター
Tel.0120-60-9821
セミナーを行なった各メーカー。左からMicrosoftのVice President Pieter Knook氏、ジャストシステムの浮川和宣社長、ヴァル研究所代表取締役の山田靖二氏、メディア・ナビゲーションの横山徹社長 |
SmartVoice Ver2.0では、操作可能なコマンドをウィンドウで表示する一種のナビゲーター「SmartVoiceAssistant機能」を搭載しており、初心者でも気軽に扱えるようになった。また、検索機能も強化されており、ファイルやフォルダなどの他、Internet Explorerなどに登録された“お気に入り”を呼び出すこともできる。製品には「VoiceATOK2エクステンション」や「IME2000音声入力アプレット」を搭載しており、音声によるインライン入力が可能となっている。またPentium IIIにも新たに対応した。
NEC本社で行なわれた記者向けのセミナーではMicrosoftのVice President、Pieter Knook氏やジャストシステムの浮川和宣社長など、SmartVoice対応アプリケーションを開発しているメーカーのトップが並び、各社とも音声認識技術への取り組みや意義を語った。
挨拶を行なったNECの高山由取締役は「音声認識技術と言えばIBMのViaVoiceというイメージがあり、40年間研究開発へ投資してきた我々としては大変悔しい思いをしている。だがまだ、キラーアプリケーションが登場していないため、希望はあると思っている。我々はこれからアプリケーションメーカーとともにキラーアプリケーションを作り上げていきたい」と意気込みを語った。
ヘッドセットが付属しないVer1.0からのバージョンアップは9,800円で、7月16日から開始される。
会場で行なわれたNECのデモンストレーション。ほぼ、声だけで入力やコマンド実行が行なわれた | Voice一太郎9で行なわれたジャストシステムのデモ | マイクロソフトの「IME2000」デモ。各社ともにデモ内容が似通ったものだったのはいたしかたない? |
('99年6月25日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]