1,000個ロット時単価
600MHz　90,870円
550MHz　62,270円
500MHz　42,120円


　日本AMD株式会社は、K7のコードネームで呼ばれていた次世代プロセッサ「Athlon（アスロン）」の出荷を開始したと発表した。エンドユーザー向けの出荷開始は第3四半期の予定。クロックは600/550/500MHzの3種で、1,000個ロット時の単価はそれぞれ90,870円、62,270円、42,120円。550MHz/500MHzの価格は同クロックのPentium IIIよりもやや低く設定されている。コネクタはSlot Aで、形状はSlot 1と同一だが、プロトコルはEV6を使用する。

　AMDでは、Athlonをx86対応第7世代の設計としており、下記のような特徴を挙げている。

・高速な動作周波数に最適化するようスーパーパイプライン化された、9命令発行スーパースケーラ・マイクロアーキテクチャ
・フル・パイプライン化されたスーパースケーラ浮動小数点ユニット
・128KBのオンチップL1キャッシュおよびプログラマブルな高性能バックサイドL2キャッシュインターフェイスなどの高性能なキャッシュテクノロジ
・3DNow!テクノロジの拡張およびマルチメディア性能の向上
・AMD Athlonシステムバス（Alpha EV6バスプロトコルをベースとするベースクロック200MHzシステム）

□日本AMDのホームページ
http://www.amd.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr9980.html
□製品情報（英文）
http://www.amd.com/products/cpg/athlon/index.html

('99年6月24日)

[Reported by date@impress.co.jp]