【モバイルPentium II 400MHz】

　インテル株式会社は、モバイルPentium II 400MHzとモバイルCeleron 400MHzの量産出荷を開始した。モバイルPentium II 400MHzの製造プロセスは、0.25ミクロンと0.18ミクロンの両方が使用される。同社では、0.18ミクロンの製造プロセスで製造されたプロセッサを量産出荷するのは業界初としている。

　モバイルPentium II 400MHzは、0.18/0.25ミクロンプロセスで製造され、共に256KBの2次キャッシュをコアに内蔵する。コア電圧／消費電力は、0.18ミクロン版が1.5V/約7.5W、0.25ミクロン版が1.6V/約9.2W。パッケージは、ミニカートリッジ、BGA、マイクロPGAとインテルモバイルモジュールが用意される。価格はBGAパッケージで、1,000個ロット時の単価が64,630円。

　モバイルCeleron 400MHzは、0.25ミクロンプロセスで製造され、128KBの2次キャッシュをコアに内蔵する。 パッケージは、BGA、マイクロPGAが用意される。価格はBGAパッケージで、1,000個ロット時の単価が22,800円。

□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□ニュースリリース（和文）
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press99/990615.htm
□ニュースリリース（英文）
http://developer.intel.com/pressroom/archive/releases/Mp061499.htm
□製品情報
http://www.intel.co.jp/jp/mobile/index.htm

('99年6月15日)

[Reported by taira@impress.co.jp]