標準価格:未定
N+I会場に展示された試作機 |
「PH1H-MMPS」は、電子メールの送受信をメイン機能としたビジネスマン向けのPHS端末。筐体は東芝のTEGACKYを思わせる形だが、大きさは幅約93mm×奥行き約62mmと、TEGACKYより少し大きめ。液晶もやや大きめで、16文字×10行の表示が可能。また、TEGACKYは音声通話はできないが、PH1H-MMPSではイヤホンマイクを付けての音声通話をサポートしている。また、PCとは充電器のシリアルインターフェイスを介しての接続が可能で、電話帳やメール文をPCで編集したり、転送ができる。
文字入力は50音が表示されて、付属のペンでタップすることにより可能なので、TEGACKYの文字入力よりは操作しやすそうな感じを受けた。ただし、コンセプトとしては「いつでもメールを受信できて、返信は手書き文字で簡単にできる。また緊急時には音声通話も可能」な端末であり、文字入力は可能だが、入力のメインは手書きを考えているという。
公衆モードのほか、自営モードでもPメールDX通信に対応しており、業務向けとしてはオフィスの携帯内線伝言板や、物流業務での配送・集荷状況などのリアルタイム化などの用途を考えているという。
文字入力画面 | この端末で、電子メールが公衆・内線・インターネットで利用できることを示した図 | 非常にコンパクトな筐体 |
□N+Iオフィシャルサイト
http://interop.zdnet.co.jp/
□日通工のホームページ
(6月3日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.nitsuko.co.jp/
('99年6月3日)
[Reported by hiroe@impress.co.jp]