フジ、230万画素3倍ズームの「FinePix2900Z」、スリムな「FinePix1500」

'99年6月22日 発売

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 富士写真フイルム株式会社は、FinePixシリーズのデジタルカメラ2機種を6月22日に発売する。230万画素光学3倍ズームの「FinePix2900Z」は99,800円、スリムな150万画素「FinePix1500」が62,800円。

●本格派の3倍ズーム機「FinePix2900Z」

 1/2インチ230万画素原色CCDと光学3倍ズームを備えた本格派のデジタルカメラ。200万画素以上の光学ズーム付きの機種は同社初となる。大きめのグリップの付いたマグネシウム合金製のボディに、ポップアップ型のストロボと外部ストロボ用のホットシューを備える。

 ファインダーはズームに連動する光学ファインダーと、2インチポリシリコンTFT液晶モニター。操作はFinePixシリーズ共通のモードダイヤルと十字ボタンの組み合わせだが、モードダイヤルはボディ上部に独立している。

 撮影モードも多彩で、絞り優先AE、マニュアル撮影、非圧縮撮影(TIFF-YC形式)などの機能を備える。マニュアル指定可能なのはシャッター速度(1/1,000秒~3秒)、絞り(F4.0、F8.0の2段階)、フォーカス、測光方式など。

 新しい機能として、液晶画面上に白線で構図に応じたフレーミングガイドが表示される「ベストフレーミング機能」、地図ソフト「MapFanIV」と連動して地図データの液晶表示、撮影画像に緯度経度を記録しPC上の地図へのリンクができる「マップビューワー機能」を持つ。

●厚さ31mmの150万画素機「FinePix1500」

 FinePix700を横型にしたようなシンプルなデザインのスリムなデジタルカメラ。アルミ合金製のボディは、シルバーメタリック、ジューシーオレンジ、ミントグリーンの3色。

 バッテリは単3型のニッケル水素で、単3アルカリ電池も使用できる。ニッケル水素使用時の撮影可能枚数は液晶ON時で約110枚、OFF時で約400枚。シーン自動認識のオートホワイトバランスにより、夕暮れ時などの雰囲気を活かした撮影が可能になったとしている。

 FinePix2900Z同様に「ベストフレーミング機能」と「マップビューワー機能」を備える。

    ・サイズ:104×3×695mm(幅×奥行き×高さ)
    ・重量:195g(スマートメディア含まず)
    ・レンズ:35ミリカメラ換算で38mm相当
    ・撮影可能範囲:約50cm~無限大、マクロ時約10cm~60cm
    ・出力解像度:1,280×1,024ピクセル/640×480ピクセル
    ・フォーマット:DCF、DPOF対応
    ・メディア:スマートメディア(32MB対応)
    ・電源:単3型ニッケル水素×2、ACアダプタは別売

□富士写真フイルムのホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj450.html

('99年5月18日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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