インテル、Celeron 466MHzと810チップセットを正式発表

Celeron 466MHz 810シリーズ
Celeron 466MHz 810チップセット
'99年4月26日 発表

標準価格:
 Celeron 466MHz 20,630円(1千個受注時)
 810DC100 3,910円(1万個受注時)
 810 3,600円(1万個受注時)
 810-L 3,120円(1万個受注時)



 インテル株式会社は、Celeron 466MHzと、810チップセット3製品を発表した。

 Celeron 466MHzは、Celeronシリーズでは最速の66MHz×7で動作する。Socket 370用のPPGAパッケージのみで、4月26日より量産出荷が開始される。1千個受注時の価格は20,630円。秋葉原では、既にバルク品の販売が確認されていた。

 810チップセットは、「Whitney」のコードネームで呼ばれていた低価格PC向けのチップセット。ノースブリッジにAGP対応の2D/3Dビデオ機能が統合されているのが特徴。最上位の「810DC100」と、標準の「810」、廉価版の「810-L」の3製品が用意される。量産開始はすべて6月からで、1万個受注時の価格は、それぞれ3,910円/3,600円/3,120円となっている。

 3製品の構成は、I/Oコントローラの性能によって区分されている。最上位の「810DC100」は4MBのディスプレイキャッシュ(オプション)を追加できる。その他は「810」と共通で、ATA/66に対応するほか最大6スロットのPCIバスをサポートする。廉価版の「810-L」のみ、ATA/66に対応せず、PCIバスも最大4スロットとなる。

 ビデオ機能は、ソフトウェアDVD-Video再生をアクセラレートするモーションコンペンセーション(動き補償)に対応するほか、コントローラを統合する「ダイレクトAGP」などの技術により、AGP 2X相当の性能を実現したという。AC '97 signaling link対応のコントローラも搭載し、ソフトウェアによるオーディオ/モデム機能の提供が可能。また、スリープ状態からの復帰が従来より高速になる「Instantly Available PC技術」の対応機能が追加されている。標準構成ではISAバスをサポートしないが、オプションで対応する。

□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press99/990426.htm
□製品情報
http://www.intel.co.jp/jp/celeron/index.htm
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('99年4月26日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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