米Compaq、1月~3月期決算。減収減益に

'99年4月21日発表(現地時間)



 米Compaq Computerは、第1四半期('99年1月~3月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比約66%増の94億1,900万ドル、純利益は同17.6倍の2億8,100万ドル(1株当たり0.16ドル)となった。いずれも前年同期からは大きく伸びたが、前期比ではそれぞれ13%、63%下げる結果となった。

 収益悪化の原因として、企業向けPC事業での予想を下回る市場の需要、価格競争激化による収益不振などを挙げている。また、この結果に対してベンジャミン・ローゼン会長兼CEO代行は「第1四半期の実績は失望を禁じえない」と述べている。

 同社は4月18日(現地時間)に、エッカード・ファイファー社長兼CEOとアール・メイソンCFO(最高財務責任者)の辞任を発表。今四半期の決算の下方修正予測を発表して、株価の大幅な下落を招いたことが原因とみられている。

□米Compaq Computerのホームページ
http://www.compaq.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.compaq.com/newsroom/pr/1999/pr210499a.html
□関連記事
【4月19日】米Compaq、業績悪化でファイファー社長兼CEOらが辞任
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990419/compaq.htm

('99年4月22日)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp