「筆自慢12暑中見舞い版」も発売

永田典久代表取締役社長

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　株式会社メッツは、低価格ペイント＆フォトレタッチソフト「Photo Crew」と、GIFアニメーション作成ソフトや追加素材集が同梱された「Photo Crew Ex」を5月28日から発売する。価格は、Photo Crewが6,980円、Photo Crew Exが8,980円。OSは、Windows 95/98/NT 4.0に対応する。

　同社では、フォトレタッチソフトとして米Jasc SoftwareのPaint Shop Proを販売していたが、今回自社開発したPhoto Crewを発売する。その理由について、永田典久代表取締役社長は、「Paint Shop Proは、製品の方向性の相違などの理由により販売契約締結には至らなかった。そこでG.Crewの上位バージョンとして予定していたG.Crew Proに入れる予定だったフォトレタッチ機能とGUIを単独の製品として発売することにした」と語った。なお、Paint Shop Proの日本語版は、4月23日から株式会社P＆Aより発売される。

　Photo Crewは、初心者向けフォトレタッチソフトでは物足りない中上級ユーザーが対象。レイヤー機能や、クローンブラシ、60種類以上のフィルタ、照明効果や、トーンカーブ機能、ホームページ用のボタン加工機能などを備える。
　また単体でも起動可能な、画面キャプチャソフト「Captude」、20種類の画像フォーマットに対応し、複数のファイルを一括変換できる「Image Converter」のほか、著作権フリーの写真素材300点と、欧文、数字フォント100書体が添付される。
　なお、初版5万本にはフルカラーガイドブックマニュアルが付属する。

　Photo Crew Exは、Photo CrewにUlead SystemsのGIFアニメーション作成ソフト「GIF Animator Ver2.0フルバージョン」、追加写真素材集1,000点、フォトフレーム100点などが付属する。

　また、ハガキ印刷ソフト「筆自慢12（暑中見舞い版）」（4,980円）と、ガイドブックが付属したを「筆自慢ガイドブック付（暑中見舞い版）」（6,980円）を5月12日から発売する。
　プログラム本体は、筆自慢12と同等だが、夏のクリップアート200点、南国の写真50点、暑中見舞いハガキテンプレートなどが付属する。また、筆自慢専用の携帯11桁／大阪市内局番変換プログラムが同梱される。

　なお、同社では9～10月に筆自慢とG.Crewの後継バージョン、10月には新しい製品を発表予定としている。

□メッツのホームページ
（4月20日現在、この製品に関する情報は掲載されていない）
http://www.metscorp.co.jp/
□関連記事
【3月4日】P&A、レイヤー処理機能を追加したグラフィックツール「Paint Shop Pro 5J」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990304/panda.htm

('99年4月20日)

[Reported by taira@impress.co.jp]