ビクターとソニー、IEEE-1394インターフェイスのD-VHSを共同開発

'99年3月29日 発表


 日本ビクター株式会社ソニー株式会社は、IEEE-1394インターフェイスを備えたD-VHSシステムの共同開発に関する技術提携を発表した。

 リリースによれば、日本ビクターの持つD-VHSの技術と、ソニーが持つIEEE-1394の技術を結びつけ、D-VHSと各種接続機器とのデジタルインターフェイスによる操作性の向上を目指すとしている。具体的には衛星や地上波によるデジタル放送用のセットトップボックス(STB)とD-VHSとの接続などが挙げられている。両社とも今年夏にはD-VHSデッキを商品化する。

 D-VHSはビクターが提唱した規格で、従来のアナログ記録に加え、デジタル放送のビットストリーム記録ができる。複数のデータレートを持ち、スタンダードモードで7時間、高品位デジタル放送でも3.5時間の録画が可能。デジタルインターフェイスはIEEE-1394と規定されている。技術協力メーカーは、日立製作所、Philips、松下電器産業で、ソニーは賛同メーカーとして参加している。

□日本ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp/products/vcr/D-VHS-SONY.html
□D-VHS技術情報
http://www.jvc-victor.co.jp/D-VHS/dvhs.html
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199903/99-0329/index.html

('99年3月29日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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