500MHz
512KB版 108,170円
1MB版 230,060円
2MB版 428,980円
インテル株式会社は、サーバーおよびワークステーション用プロセッサ「Pentium III Xeon」3機種の出荷を開始した。いずれもクロックは500MHzで、内蔵の2次キャッシュ容量が異なる。1,000個ロット時の単価は、2次キャッシュ512KB版が108,170円、1MB版が230,060円、2MB版が428,980円。いずれも2/4/8ウェイに対応する。
なお、クロックが550MHzの製品は、2次キャッシュが512KBの2ウェイ対応版が4月、それ以外の製品は第3四半期の出荷予定とされている。
Pentium III Xeonの新機能は、プロセッサ・シリアル・ナンバ(PSN)、ストリーミングSIMD拡張命令(SSE)、高クロック化にとどまっている。逆にスロット形状などはそのままでPentium II Xeonとの互換性は高い。
対応するチップセットも従来通りで、FSBのクロックは100MHz、メモリはSDRAMを使用する。8ウェイ対応のチップセット「Profusion」も第2四半期の出荷で、製品が市場に登場するのは第3四半期の見込み。
発表会場ではSSEによるパフォーマンスの改善が強調され、サーバーではバックエンドサーバーのよる文字認識処理速度の向上、ワークステーションではグラフィックドライバのSSE対応による3D表示速度向上の事例が紹介された。
また、インテルアーキテクチャベースのサーバーのシェアは全出荷台数の80%、ワークステーションのシェアは59%というIDCのレポートを引用し、両分野でのシェアの拡大を強調した。
□インテルのホームページ
http://www.intel.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press99/990318a.htm
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/sp031799.htm
□製品情報
http://www.intel.co.jp/jp/pentiumIII/xeon/home.htm
('99年3月18日)
[Reported by date@impress.co.jp]