デルコンピュータ株式会社は、サーバー本体購入と同時にLinux関連製品も買うことができるサービスを、3月18日から開始する。デルではLinuxベースのシステム構築を希望するユーザーのニーズに応えるためとしている。ただし対象製品はローエンドのPowerEdge 1300に限られる。

　PowerEdge 1300を購入時に、同時に他社周辺機器やソフトを買うことができるサービス「DellWare」で「TurboLinux Server日本語版1.0」および「Oracle8 Workgroup Server for Linux Release8.0.5」を購入することができるというもの。

　これまで同社のサーバーではWindows NTが採用されていたが、DellWareでTurboLinuxを購入した場合、BTOでOSなしを選択し、購入後TurboLinuxをユーザー側でインストールすることになる。
　ただし、法人・企業顧客向けサービス「DellPlus」を利用した場合、工場でのインストールサービスも個別に相談するとしている。

　ハードウェアのサポートは従来通りデルが行なうが、ソフトのサポートは行なわず各ソフトメーカーが担当し、有償のサポートパッケージが用意される。

□デルコンピュータのホームページ
http://www.jp.dell.com/jp/
□ニュースリリース
http://www.dell.com/jp/dell/news/990311.htm
□PowerEdge 1300製品情報
http://www.jp.dell.com/jp/products/powredge/1300/index.htm
□DellWareのページ
http://jpstore.dell.com/store/dellware/catalog.asp
□TurboLinux Server日本語版1.0ニュースリリース
http://www.pht.co.jp/press/1999/0208.html
□Oracle8 Workgroup Server for Linux製品情報
http://linux.oracle.co.jp/dbms/o8ws/top.html

('99年3月11日)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]