標準価格:9,500円
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投手データなどのデータはテキストデータとしてSAVE/LOAD可能 |
同作品は競馬シミュレーションゲーム「ダービースタリオン」の作者で知られている薗部博之氏の制作/監修のもと開発が行なわれ、'88年にファミコン版を発売。'91年にはPC-9801版が登場し、FM-TOWNSやJ-3100版などいくつかのプラットフォームにも移植された。
選手を直接操作するのではなく、監督になり采配を振るって優勝を目差すという従来のゲームにはないシステムが支持を集め熱狂的なファンを生み出した。また、既存のプロ球団の監督になることはもちろん、オリジナルチームを作ったり、現実のペナントレースを予想するなど、ユーザーにとって自由度の高い遊びが可能となっている。'92年以降新作が登場しておらず、そういった意味では待望の新作ということになる。
今回のバージョンでは初のWindows版ということで、システムを一新。ウィンドウの大きさは大小2つの大きさから選ぶことができ、進行中の6試合を全てウィンドウとして表示させることはもちろん、1試合だけ大きなウィンドウで進行させながら他の試合は小さくすることも可能。また、これまでは試合画面とスコアボード画面を同時に見ることはできなかったが、今回はスコアボードの大型ビジョンの場所に試合を表示することができるようになったため、試合を見ながらオーダーの確認もできるようになった。
チームデータや選手データ、日程表などはテキストデータとしてSAVE/LOADが可能で、これらのデータはテキストエディタなどの市販のツールで編集することもできる。このほか、ふたりでインターネット対戦もしくはLAN対戦を行なうこともできる。
ソフトの生みの親である薗部氏に電話でインタビューを行なったところ、「ゲームの基本的な部分は変わっていないが、Windows版ということで作り込んだ点は、選手の動きや審判の登場などの見た目を強化したことで、より野球らしくなった。また、これまで不満だったデータ処理の部分やバランスを完璧にとったことで、より一層リアルになったと思う。野球のシミュレーションとしてはよくできているし、自信を持っている」とのこと。また、7年近くバージョンアップがなかったことに関して「ずっとベストプレープロ野球の制作をやりたかったのだが、ダービースタリオンで手一杯だった。これからは両作品同時に手がけていきたい」と早くも次期バージョンに向けて楽しみな言葉も述べられた。
仕事の合間に、裏ジョブとして走らせておくこともできる。でも何となく試合が気になってしまうことも事実 | 全ての試合経過を同時に見ることができる。他球場の経過を見ながら作戦を変更することも可能 | このウィンドウの大きさが小さい方。クリック一発で自動的に並びを整えてくれる |
(社)日本野球機構、11球場公認
(C)パリティビット
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('99年3月11日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]