'99年2月22日　発表

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　マイクロソフト株式会社は、ハンドヘルドPC用のOS「Microsoft Windows CE Handheld PC Professional Edition version 3.0 日本語版」（略称 Windows CE H/PC Pro 3.0）を発表した。“Jupiter”のコードネームで呼ばれていたもので、Windows CE 2.11をベースに対応するハードウェア機能が強化され、メールソフト「Pocekt Outlook」、データベースソフト「Pocket Access」が搭載された。OEM各社からROMで提供され、16MB以上のメモリが推奨される。

　新たに対応するハードウェアはVGA（640×480ドット）またはSVGA（800×600ドット）の液晶、マウスやパッドなどのポインティングデバイス、USB、SA1100 CPU（Strong ARM）など。液晶は4階調のグレースケールまたは256色以上のカラーでタッチスクリーンは必須とされている。また、コンパクトフラッシュスロットはType2と規定されている。

　Windows CE H/PC Pro 3.0搭載製品は、日本ヒューレット・パッカード、日本電気（NEC）が22日に製品発表を行なった、また日立とシャープが製品の発表を予定している。カシオ、富士通、コンパックは予定を明らかにしていない。

　また、マイクロソフトでは、カラー液晶に対応したパームサイズPC用OS「Microsoft Windows CE for Palm-size PC 1.2 日本語版」も併せて発表した。液晶の解像度は従来通り240×320ドットだが、256色以上のカラー液晶に対応する。カシオおよびコンパックが支持を表明している。

□マイクロソフトのホームページ
http://www.microsoft.com/japan/
□ニュースリリース（Windows CE H/PC Pro 3.0）
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/0222hpc.htm
□ニュースリリース（Palm-size PC version 1.2）
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/0222ppc.htm
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http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990222/nec.htm

('99年2月22日)

[Reported by date@impress.co.jp]