標準価格:
オープンプライス
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ソニー株式会社は、VAIOの3つめのデスクトップシリーズとなる「VAIO L」シリーズを2月27日から発売する。VAIO Lは縦置き可能な省スペースデスクトップPCとスピーカー内蔵の14インチ液晶ディスプレイの組み合わせで、2機種が用意される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25万円~30万円。
VAIO Lは、家庭での使用を前提に、PC本体、キーボード、ディスプレイがセットとしてデザインされているのが特徴。各ユニットをセットにした場合にコンパクトに収まるように細部までデザインされたという。配線も統合され、ディスプレイへ1本、キーボードに1本だけとなっている。ディスプレイはデジタル接続、マウスはキーボードの左右にそれぞれ用意されるPS/2コネクタに接続される。
VAIO Lの開発コンセプトは“コミュニケーション”とされ、Type2のPCカードスロット、メモリースティックスロット、V.90/K56flexモデム、メール着信ランプ、i.Link端子(PCV-L500/BPのみ)などが本体に装備される。特にメモリースティック専用スロットがPCに装備されるのはこれが初めて。搭載されるグラフィックソフト「PictureGear」もメモリースティック対応版となった。
キーボードにも工夫がこらされ、電源操作ができるパワーキーとスタンバイキー、アプリケーション起動用の6個のプログラマブルパワーキーが備わる。なお、10キーは省略されている。また、パームレスト兼用のキーボードカバーが備わるのも特徴。
なお、本機は本日行なわれたメモリースティック関連の発表会の席上で実機が展示されたが、その場で参考出品として「PCV-L700/BP」という型番の製品がディスプレイとキーボードのみ参考出品された。本体は展示されず、仕様も明らかにされていないが、Pentium IIIを搭載した上位機種と推測される。
PCV-L300/BP | PCV-L500/BP | |
店頭予想価格 | 25万円前後 | 30万円前後 |
CPU | Celeron 366MHz | Pentium II 400MHz |
チップセット | 440BX | ← |
メモリ(最大) | 64MB(256MB) | ← |
HDD | 4.3GB | 6.4GB |
i.Link | × | ○ |
空きスロット | PCI×1 | × |
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199902/99-022/index.html
('99年2月18日)
[Reported by date@impress.co.jp]