写真はβ版

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　オリンパス光学工業株式会社は、光学3倍ズームで211万画素のデジタルカメラ「CAMEDIA C-2000ZOOM」を4月8日に発売する。価格は113,000円。

　CCDは1/2インチ211万画素（有効202万画素）で、補色フィルターを採用する。画像サイズは1,600×1,200ピクセル、1,024×768ピクセル、640×480ピクセルの3種類から選択できる。ファイル形式はDCFで、DPOFにも対応する。1,600×1,200ピクセルのみ、非圧縮TIFFでの記録も可能。記録媒体はスマートメディアで、32MBにも対応する。

　ズームは光学3倍、デジタル2.5倍を備え、併用すれば最大7.5倍となる。レンズは、同社の「C-900ZOOM」よりも明るいF2.0-2.8となっており、「クラス最高の明るさを誇る」としている。撮影機能としては絞り優先モードや、シャッター優先モード（1/2～1/800）が用意され、それぞれ1/3段毎の設定ができる。また、感度はISO100/200/400の3段階、露出補正は+2～-2の範囲で1/3段毎に設定できる。フラッシュは内蔵に加え、外部用の同調信号端子を備える。

　撮影時のシャッター間隔は通常で1～2秒。連写モードも備え、640×480ピクセルで45枚、1,024×768ピクセルで30枚、1,600×1,200ピクセル（HQ）で5枚まで連続して撮影できる。撮影間隔は、いずれも2コマ／秒。ユーザーインターフェイスは、液晶ディスプレイに表示されるメニューを、十字キーによって操作する新方式になっている。

　標準でリモコン「RM-1」が同梱される。ズームやレリーズなど撮影時の操作のほか、再生時の画像切り替え、拡大表示などが行なえる。別売のオプションとして、PC接続キット C-6KP（12,000円）と、専用のコンバージョンレンズアダプタ CLA-1（2,000円）も用意される。どちらも発売は4月8日。

【主な仕様】
・CCD：1/2インチ211万画素（有効202万画素）
・ズーム：光学3倍、デジタル2.5倍
・液晶ディスプレイ：1.8インチ低温ポリシリコン（11.4万画素）
・測光方式：デジタルESP測光方式／スポット測光
・フラッシュ撮影範囲：Wide 0.8～5.6m/Tele 0.2～3.6m（ISO100相当）
・ホワイトバランス：オート／昼光／曇天／白熱灯／蛍光灯
・オートフォーカス：TTL方式
・撮影範囲：マクロ 0.2～0.8m/通常 0.8m～
・本体サイズ（幅×奥行き×高さ）：107.5×66.4×73.8mm
・重量：305g（電池含まず）

　

□オリンパスのホームページ
http://www.olympus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/LineUp/Digicamera/C2z/index.html

('99年2月16日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]