標準価格:99,800円
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株式会社リコーは、光学2.3倍ズーム搭載の230万画素デジタルカメラ「RDC-5000」を4月末に発売する。価格は99,800円。
同社のデジタルカメラの最上位モデルにあたり、名称が従来の「DCシリーズ」から海外モデルと同じ「RDCシリーズ」に統一された。仕様も世界共通となり、ビデオ出力がNTSC/PAL両対応へ、メニューが日本語/英語切り替え表示へと変更された。
CCDは原色フィルター採用の1/2インチ230万画素(有効219万画素)で、出力画像サイズは1,792×1,200/896×600ピクセルの2種類が選択できる。レンズは35ミリ換算で38~86mm相当で、電源連動のレンズバリアが付属する。撮影距離は40cm以上だが、ワイド端であれば、マクロ切り替えなしでも4cmから撮影できる。デジタルズームも備えるが、倍率は2.5倍(光学ズームと併用で5.75倍)、解像度は640×480ピクセルに固定されている。
起動時間は約6秒、シャッター間隔は最短で約3秒。連写モードも備え、1コマ/秒で最大28枚の撮影ができる。フォーカスと露出は、オートのほかマニュアル設定も可能。ホワイトバランスは、オートと屋外/曇天/蛍光灯/白熱灯の固定が選択できる。また、30秒~3時間の範囲で行なえるインターバルモードなども備える。
記録媒体はスマートメディアで32MBにも対応する。8MBの内蔵メモリも備え、記録枚数は1,792×1,200ピクセルの場合、ファインで9枚、ノーマルで19枚、エコノミーで38枚。ファイル形式はDCFで、DPOFにも対応している。
新たなオプションとして、PC接続キット(9,800円)が用意される。また、PC接続キットには、USBケーブル(Windows 98のみ対応)とRS-232Cケーブルが同梱される。
【主な仕様】
・撮影距離:40cm~(ワイド端 4cm~)
・レンズ:6群9枚(F2.8~3.2、f8~18mm)
・シャッタースピード:1/500~1秒
・露出調整:CCD測光方式(中央重点)
・露出補正:自動逆光補正/マニュアル補正(+2.0~-2.0EV 0.5EVステップ)
・フラッシュ:オート/強制発光/スローシンクロ/発光禁止/赤目軽減
・液晶:1.8インチTFT(11万画素/保護カバー付き)
・本体サイズ(幅×奥行き×高さ):131.1×39.3×68.8mm
・重量:約315g(バッテリ含まず)
□リコーのホームページ
http://www.ricoh.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ricoh.co.jp/release/digicame/rdc5000/index.html
□製品情報
http://www.ricoh.co.jp/dc/rdc5000/top2.html
('99年2月15日)
[Reported by shiina@impress.co.jp]