富士通株式会社は、同社のダイヤルアップルータ「NetVehicle-EX3」の一部製品に不具合があると発表し、無償交換の受け付けを開始した。アナログポートの制御を行なう部品に問題があり、電話やFAXなどのアナログ機器を使用するとノイズが発生する場合があるという。

　対象となるのは、本体底面のラベルに記述されている製品版数が「A0版」で、製造番号が1～10569のもの。申し込みは、専用の窓口「NetVehicleレスキューセンター」に電話で行ない、申し込み日から2～3日後に、自宅で本体を交換できる。

　交換後の製品は、最新ファームウェア「L36」に書き換えられており、再度設定が必要。同社では、以前の設定内容をあらかじめ控えるほか、セキュリティ対策のためIDやパスワードなどの情報を、交換前に消去するようユーザーに呼びかけている。

□富士通のホームページ
http://www.fujitsu.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/Products/telcom/NV/release/ex3ec/
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【'97年6月2日】「富士通、アナログ2ポート、4ポートハブ、DSU内蔵のダイアルアップルータを発売」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970602/nv3.htm

('99年2月8日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]