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　シャープ株式会社は、「液晶デスクトップ　メビウス」シリーズに液晶一体型の2機種を追加した。一般市場向けの「PC-DJ51M」は2月5日発売、企業向けの「PC-DJ50-NT」は3月3日発売。価格はいずれもオープンプライスで、実売価格はいずれも36～37万円前後になると予想される。

　「PC-DJ51M」は、キーボード、マウスがIrDAによりワイヤレス化されたのが最大の特徴。レイアウトしやすく、未使用時にも片づけやすいという。前モデルから付いたPC本体の取っ手と合わせて移動にも便利としている。また、キーボードに5個のクイックスタートボタンが設けられ、アプリケーションソフトやURLを登録し、ワンタッチで起動できる。
　液晶は15インチ1,024×768ドットTFT液晶。CPUはPentium II 350MHz、メモリ64MB、HDD6.4GBと基本仕様は標準的。OSはWindows 98。Type2×2のPCカードスロット、V.90/K56flex対応モデム、メビウスノートに準じたシャープ製アプリケーションソフトなどを装備する。

　「PC-DJ50-NT」は企業内のクライアント機を目的とした機種で、キーボード、マウスは通常の有線式となる。OSはWindows NT 4.0 Workstation、シャープ製アプリケーション類は付属しない。また、モデムの代わりに100Base-TXインターフェイスが装備される。HDDが5.2GBになる以外はPC-DJ51Mに準じた仕様。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/990203.html
□製品情報
http://www.sharp.co.jp/sc/eihon/pcdj51m/text/index.html

('99年2月3日)

[Reported by date@impress.co.jp]